あなたは1日にどれ位の時間、テレビを観ていますか?
テレビを観ている時間って、脳が活動していないのを御存知でしょうか?
1日3時間観ているなら、3時間は脳の活動は停止しているそうです。
ですから、定年後に時間を持て余してテレビばかりを観ているとボケてしまうのです。
身近にいませんか?
でも、テレビって楽しいですもんね!
家に帰ると直ぐにテレビのスイッチをONにする人も少なくないでしょうね。
今回はそんなテレビの話。
我が家は、双子が誕生してから
テレヒを観る時間がどんどん減少しました。
「何故?」と思う方もいると思います。
それは、赤ちゃんが2人もいるとテレビを観ている余裕がなくなるからです。
テレビをつけていても観ていない、と言うか
観ていられない状態でしたね。
2歳になる一月前に妻が亡くなると
今度は1人で全てをやらなければならない。
ますます観なくなる。
逆にテレビがウザく感じた。
その頃から電源を切るようになったのです。
ですので、本来なら子供もテレビに関心を持って来る時期なのですが、テレビの電源を殆んど切っていたのでウチの子は全く関心を示さなかったのです。
それよりも「絵本の読み聞かせ」「逆立ちや跳び箱遊び」「お絵描き」ばかりでしたね!
そのまま成長して小学生になってしまったので、今でもほとんど観ていません。
「じゃあ、何しているの?」と思うでしょう!
今でも読書を楽しんだり、折り紙で何かを作ったり、それにお手伝いもしている。
2人でいつも何かの遊びを考えています。
謎の遊びもあります。・・なにやら紙に女の子の絵を描いて、細かく切って・・何だろう?
僕が覗くと「あっち行って!」と言われてしまうので何なのか分かりません(笑)
テレビを観ないと時間も有効に使えます。
例えばテレビを観ていて声を掛けると
「今、良いところ、これ終わったら」とか返事をされることがありますが、そもそも観ていないからそれは無い。
特に、某テレビ局の「◯曜ロードショー」あれは放送時間がマズイと以前から思っていた。
子供も大好きな、「◯ブリ作品」名作がたくさんありますね!
そんな名作が、時々放送されますが・・
しかし、夜9時から放送が始まり終わるのが11時過ぎだ。
子供にとって、果たして適正な時間なのだろうか?
1年生の頃にもこんな事があった。
子供達が唄を歌っていた。それも懐かしい歌。
「つっぱることが男のぉー、たった1つの勲章だって、この胸に信じて生きてきたぁー」って歌。僕には懐かしい歌だ。
「こんな古い歌、良く知ってるね!」と言うと・・
「だって、学校で◯◯くんと、◯◯君が歌っているよ!」
・・僕は、お父さんが僕と同年代なのかな?
なんてその時は思った。
しかし、数日後の日曜日の夜。
子供が寝た後に、翌日の天気が気になってテレビをつけたのです。
すると・・あの歌だ!!
「学園ものの懐かしめのドラマ・・今日から◯は!」
「そうかぁ、これを観て唄をおぽえたんだな!」と思った。
楽しそうなドラマだか、終るのが11時30分だ!・・これを1年生が観てる?
直ぐに寝たとしても12時近い。
これじゃ朝、起きられないでしょうし、朝食だって食べられないのでは?
小学1年で6~7才、それで寝不足では成長段階の脳にも良い訳がない。
よく、「最近の子供は生活様式の変化で夜遅くまで起きている」なんて言う人もいますが、学校の始まる時間は昔から変わっていないですよ!
テレビには更に恐ろしい一面もある。
冒頭にもかきましたが、テレビを観ている時間は脳は休んでいる状態。
従って、その時間はあなたの脳は働いていない。しかも、テレビからは「これでもかっ!」って程の情報が流れている。
すると、何が起こるのか?
テレビの情報を何も考えずに信じ込んでしまうのです。
テレビに洗脳されてしまう。
つまり「テレビ脳」の出来上がりなのです。
特に子供が「テレビ脳」になってしまうと
自分で考える能力が低下してしまう。
提供された情報のみを信じ考えなくなる。
すると、将来は考えて行動の出来ない「指示待ち人間」となってしまうでしょう。
これから将来、「指示待ち人間」の仕事は
AI(人工知能)にとって替わられ、無くなると思います。
つまり、飯が食えない人間が増えることになるでしょう。
これは大変なことです。
大人の会話の中でも耳にすることが多いでしょう?
「テレビで言ってたよ!」
何も考えず、ただ、ただ、テレビの情報が正しいと思い込んでしまうのです。
ニュース番組がワイドショー化してしまった
のも大きいでしょう。
よく、考えると怖いです。
仮に、間違った情報をテレビが流しても信じ込んでしまう。
だからと言って「テレビを観るな!」と言っている訳ではありません。要はたくさんの情報を全て鵜呑みにせずに、自分で考える事が大切かと思います。
それに、時間を決めて本当に観たい番組を選んで視聴すべきです。
そして、意識してテレビを消してみましょう。代わりに音楽を流すのも良いでしょう!