シングルファザーの子育てブログ

双子の女の子を育てるシングルファザーの奮闘劇。

苦手は家で潰す。

テレビの話題の会話のなかで

「ウチはテレビは視てませんねぇ」と言うと

変り者扱いされることが多い。

「子供が視たがらない?」と訊く人も多い。

僕は「はい、全然」と答える

すると、決って不思議そうな顔をされる。

 

きっと家の中が静まりかえり、不気味な雰囲気の中で生活していると思われているのだろうか?(笑)

もしや、子供達は怖い父親からテレビも見せて貰えず無理矢理勉強をさせられて可哀想・・なんて思われているのかもしれませんね!。

 

しかし、実際は違うんですよ!

とても騒がしい(笑)

 

何かに夢中になっていれば、逆にテレビの音声が邪魔なくらいだ。

例えば、あなたが読書をしている時、テレビの音声が邪魔に思えるでしょう?

 

それと同じなだけなのです。

 

いつものように夕食までの時間は、子供の自主学習の時間。

計算問題も時間を計り姉妹で競争。

勝った!負けた・・で大騒ぎ。

二桁の掛け算も覚えて楽しそうだ。

 

 

 

そんなある日の朝のこと。

いつものようにこども園まで子供を送って行くと教室の中に何か貼ってあるのを見つけた。

 

グラフのようだ!!

 

近づいて見てみると、

運動、学習の項目に別れたグラフだった。

クラス全員の子の進み具合が分かるのです。

(昭和時代のサラリーマンの営業成績表みたいだった・・笑)

 

で、我が子の進み具合を見てみると

・・・・愕然としてしまった。

 

国語の「教科書読み」が凄く遅れている。

ウチの子達、下から2番と3番。

 

運動は逆立ちだけズバ抜けていた。

しかし、学習はあまりパッとしない。

 

「おいおい。なにやってんだぁー」の言葉が出そうになったが、ジッとこらえて、

「これに、たくさん🔴のシールが貼られるように頑張ってね!」とニッコリ笑って子供達を見つめた。

でも、心の中は複雑だった。

 

朝の忙しい時間にグラフに釘付けとなってしまい、危うく遅刻しそうになってしまった。

 

仕事をしていても、

「なぜなんだろう?」ばかりが頭に浮かんでは消え、浮かんでは消え・・。

「算数ばかりに力を入れすぎたのか?」

しかし、算数も大したことないのだ。

「今までの学習方法が間違っていたのかも知れないのではないか?」と自問自答してみる。

いやいや、間違ってはいない・・はずだ。

 

また、「遅れているね!」と言われてしまいそうで急に不安になってきた。

 

夕方、迎えに行くと担任の先生がいたので

訊いてみた。

「教室のグラフをみたのですが、ウチの子達

遅れてますよね?」

すると先生は・・

「あぁ、あのグラフ・・あれは気にすることないですよ~」

・・と、言われても気にしてしまうのが親心

「その子によって様々なので、気にすることはありませんよ。それに莉緒ちゃんは逆立ちが凄いんですよ!」  と先生。

 

まぁ、確かに他の子と比べても仕方がないし意味がない。

人にはそれぞれ得手、不得手がある。

それに、その子のペースってものもある。

 

 

しかし、あの「教科書読み」が・・。

 

 

「教科書読み」はスラスラ音読で読めれば合格となるらしい。合格するとどんどん先に進むのだ。進んでる子は2年生の教科書に入っていた。

結局、やってる子はやっているのです。

勉強の習慣が出来ている子はたくさんいたのです。

 

 

先生にお願いして教科書を見せてもらった。

コピーだったが本物の小学生の教科書。

僕はさりげなく教科書の出版会社をチュック 

すると  「○○出版」  だった。

 

「○○出版」は地元の小学校で使用している国語の教科書だ。

なぜ知っているかと言うと・・

以前、算数の教科書を買う時に、調べていたのです。しかも改訂時期まで。

因みに算数は「△△書籍」

(○や△じゃ分かりませんね!)

 

僕は改訂時期までの国語の教科書を小学4年分まで2冊ずつ購入したのです。


f:id:akutatatsu:20200211070442j:image

 

 

これで、家でも「教科書読み」の練習が出来る

苦手を克服出来るのか?

やってみるしかない。

 

そして、毎日の家庭学習に国語の教科書の

音読を取り入れたのです。

この頃の学習は

        ①   100マス計算(タイムを計る)

        ②   算数(二桁の掛け算)

        ③   漢字練習(小学1年)

        ④   教科書の音読

             夕食後に親子読書

                                      となった。

 

これだけでも、かなりの時間を費やすようになってきた。・・これで、ますますテレビから離れる事となったのです。

 

 

家での音読の成果はすぐに出た。

 

教室のグラフには🔴のシールが次々に貼られていった。

先生も驚くほどでした。

 

「実は教科書を買って、家でも練習しているのです」と言うと・・

先生  「やっぱり~」

 

子供達は🔴のシールが増えるのがうれしいようで、卒園するまで頑張っていました。

 

 

教室に貼ってあったグラフ。

他の子と比べてしまう事もあるけれど、

あのグラフで苦手を見つける事が出来たのが良かった。苦手を潰して🔴のシールが増えれば子供達のモチベーションも上がるものです。

 

そして大切なのは、この時期に親が子供の苦手を把握して子供には苦手だと思わせないようにすることです。

親が「これ苦手なんだね」と子供に言ってしまうと、子供は苦手意識をずっと持ってしまうのです。

僕は今でも気を付けています。

 

 

この教科書音読、学年が上がると読めない漢字も多くなってきます。

初めは僕が読めなそうな字に、かなをふっていましたが面倒なんですね(しかも二人分)

 

それで、方法を変えたのです。

読めない字にラインを引かせる。

それに後から僕が、かなをふるようにしたのです。

すると、自然に漢字も覚えられるのです。

普段の読書の幅も広がります。

 

 

小学生となった今、毎日の宿題で教科書の音読が出ています。

2年以上前にスラスラ読めるようになったものです。

 

ですので、そんな宿題はやってません。(笑)

 

                                                  つづく

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これで、家でも「教科書読み」の練習が出来る

苦手を克服出来るのか?

やってみるしかない。

 

そして、毎日の家庭学習に国語の教科書の

音読を取り入れたのです。

この頃の学習は

        ①   100マス計算(タイムを計る)

        ②   算数(二桁の掛け算)

        ③   漢字練習(小学1年)

        ④   教科書の音読

             夕食後に親子読書

                                      となった。

 

これだけでも、かなりの時間を費やすようになってきた。・・これで、ますますテレビから離れる事となったのです。

 

 

 

音読の効果はすぐに出た。

グラフには🔴のシールが次々に貼られて

先生も驚くほどでした。

 

「実は教科書を買って、家でも練習しているのです」と言うと・・

先生  「やっぱり~」

 

子供達は🔴のシールが増えるのがうれしいようで、卒園するまで頑張っていました。

 

 

教室に貼ってあったグラフ。

他の子と比べてしまう事もあるけれど、

あのグラフで苦手を見つける事が出来たのが良かった。苦手を潰して🔴のシールが増えれば子供達のモチベーションも上がるものです。

 

 

この教科書音読、学年が上がると読めない漢字も多くなってきます。

初めは僕が読めなそうな字に、かなをふっていましたが面倒なんですね(しかも二人分)

 

それで、方法を変えたのです。

読めない字にラインを引かせる。

それに後から僕が、かなをふるようにしたのです。

すると、自然に漢字も覚えられるのです。

 

 

小学生となった今、毎日の宿題で教科書の音読が出ています。

2年以上前にスラスラ読めるようになったものが!!

 

ですので、そんな宿題はやってません。(笑)

 

                                                  つづく