シングルファザーの子育てブログ

双子の女の子を育てるシングルファザーの奮闘劇。

少子化に思う。

今年も町内の育成会から

児童の登校時の安全を守るための

旗振り当番表が来た。

 

名簿を見てみると、

5年前(ウチの子が入学した頃)に

比べ半分近くまで人数が減少している。

 

少子化だ・・・。

 

国は、「異次元の少子化対策」などと、

訳の分からない言葉を使っているが、

「異次元」って何だ?

 

こんな言葉を使う、

センスの悪さ・・・頭を抱えたくなる。

 

所詮、金をばら撒くだけの

政策なのだろう。

 

金をばら撒かれて、

結婚するか?

子供を作るか?

 

この少子化の原因は

そんな次元ではないと

ただのオッサンは思うのだ。

 

そもそも、結婚の必要性がない

社会となってしまったのは、

男女雇用機会均等法」が

施行された数年後の頃からだと思う。

 

それ以前は、女性は男性に比べ

給料が低かった。

企業からの求人票も、男女で分かれていた時代だ。

バブルの頃、三高と言う言葉が流行った。

・高学歴

・高収入

・高身長  だ。

(残念ながら、僕は高身長しか該当死なかったけど・・・笑。)

 

そんな、理想の結婚相手を

将来の安定のために女性は探していた時代だった。

 

それが、バブルが崩壊して、

男女の格差が無くなると、女性の社会進出が髄著に見られるようになった。

 

女性が社会に進出すれば

世の中の図式が変わるのは当然なのだ。

 

昔は、未婚女性の職業の種類の中に、

「家事手伝い」と言うものがあった。

言わば、家で将来に備え「花嫁修業」みたいな事をやっていた。

 

それが、今では

女性も高学歴で高収入の人は、 たくさんいる。自分ひとりでも何不自由なく暮らしていけるのだ。

 

・・・「結婚って必要?」と思えてくるだろう。

しかも、ロクデナシ男と一緒になって

子供が出来てから離婚となれば、シングルマザーとなってしまう。

こうなっては悲惨だ。

食べていくだけで、やっとの生活に

なってしまうだろう。

 

ウチは、死別だったのだが、

男の自分でも子供が小さい頃は、

まともに働けなかった。

約8年近くパートで働くしかなかったのだ。当然、生活も苦しかった。

 

誰も、そんな生活はしたくないだろう。

 

政府が僅かな金をばら撒いたどころで

「結婚しよう! 子供を作ろう!」と思う人は少ないだろう。

 

何かが、ズレている。

 

ある経済学者が言っていた。

「経済が発展すると、

当然、人口は減少する。」と、

この言葉に共感した。

 

人口が減少すれば、

経済が後退する。

各産業は人手不足となるだろう。

企業は倒産が増えて、

力の有る企業しか残れなくなる。

要は、淘汰されるのだ。

 

その後に世の中は、

再編成されるだろう。

 

世の中、そんなことの繰り返しなのだろう・・・。

 

 

最近は、そんな事を良く考えている 

 

この少子化の波は、100年(大げさかな?)収まる事はないだろうね。

移民でもジャンジャン受け入れて、

その人達がバンバン子供でも作れば

人口は増えるかもしれないが、純日本人は希少種になってしまうかもね!

 

とにかく、こんなに消費税やら、

税金を取りまくっているのだから、

「大学まで無償してみろ!」と、

言ってやりたいけど、少子化は止まらないだろうね!