シングルファザーの子育てブログ

双子の女の子を育てるシングルファザーの奮闘劇。

来たる日に備えて。

いやぁ〜・・・。

子供の成長は嬉しいけれど、

 

もう、何年も前から自分の中で

「心配なこと、不安なこと」が目前だ。

既に、娘の同級生の数人は

始まりだした。

 

学校でも、保健の時間に

先生が説明したようだが、

(しかも、説明したのは僕と同年代の男の先生。凄いと思った。・・が、子供達には変態と言われているらしい。先生も大変だ!)

・・僕も、仕組みは理解しているけど、

全くの未経験。(当たり前ですね!)

 

 

何の話かと言うと・・・

「生理」だ。

 

 

特に、生理用品の使い方なんて

子供に教える事も出来ない。

こんな時、娘を持つ男のひとり親は辛い。

何年も前から、

「その時が来たらどうしよう〜」と思っていた。

 

少し前に、

学校で急に生理になった子がいたそうだ。

生理用品を持っていなかったらしく、

トイレに行ってトイレットペーパーで、

対処したそうです。

保健室に行けば、生理用品があると思うのですが、急に来たので慌てたのかも知れませんね。

 

 

急に来ても良いように、

学校に生理用下着とナプキンは

持参させた方が良さそうだ。

 

 

しかし、自分一人で買いに行きたくない。

と言うか、行けない。

中年のおじさんが、一人でそんなものを買っていると・・・怪しい人だと思われてしまう。

以前も子供の下着売り場で

中学生向きの下着を眺めていた。

「あぁ、胸が出て来たらこれを買えば良いのかな?」なんて、思っていたら・・・、

周りから冷たい視線を感じた。

買い物中の御婦人さん達が

変質者を見るような目で見ていた。

・・・この時は本当に嫌な思いをした。

 

 

下着や、生理用品の買い物は

子供と一緒にすべき・・だと強く思った。

 

 

そんな訳で、

来たる日に備えて

子供を連れて買いに言ったのです。

 

でも、なんとなく嫌な気分。

 

よく、女性の下着売り場で

旦那さんや、彼氏と一緒に

下着を選ぶ女の人を目にしたことは

あったのですが、自分には無理。

妻が生きていた時も、一緒に下着なんて

選んだことは一度もない。

・・なんとなく、足を踏み入れてはいけない

領域のような気がする。

 

お店に入って、下着売り場を目指す子供達。

僕は後から付いて行く。

「なんか、嫌だなぁ・・」って顔をしていたのだろう。

娘に「大丈夫だよ!お父さん」と言われる始末。

すると、近くに店員さんがいた。

娘は「生理用ショーツは何処ですか?」と、堂々と訊いていた。

案内される子供達。

僕は後から付いて行くだけ。

「頼もしくなったものだ」と感心しながら

売り場にたどり着いた。

「ごゆっくりどうぞ」と店員さん。

・・・正直、ゆっくりしたくない。

 

手際良く、パッパと選ぶ二人の娘。

その姿を見ながら、

「俺に似ているなぁ」と思った。

妻は買い物するのが遅かったのだ。

今の子供達に妻の姿を見ることは出来ない。

「あ〜、生きていたらなぁ・・」

「きっと、いろいろアドバイスして選んでいるのだろう」と、

珍しく、弱気な気持ちになってしまう。

 

 

「これにするよ!」と買い物籠を持って来た。

・・・第一のミッション終了。

 

 

 

 

さてさて、次はドラッグストアだ。

普段、洗剤やらトイレットペーパー等の

生活用品を購入している店だ。

お店に入って生理用品コーナーに行くと・・・・・。

何やらたくさんの種類がある。

テレビCMで見た商品やら、

薄いのだ、夜用とか、男の自分には良く分からないものだらけ。

 

近くに店員さんがいたので、

今度は自分・・・と思った時。

丁度、買い物中の僕と同年代の女性が

娘達に声を掛けてきた。

「まだ、来ていないのですが・・準備をしておこうと思いまして」と僕が言うと、

実に的確に解りやすく説明してくれた。

その方にもお嬢さんがいて、

その経験からアドバイスして下さったのだ。

 

オススメの商品を教えて貰い、

無事に購入。ミッション終了だ。

 

・・・何だかとても疲れた。

買い物をして、こんなに疲れたことはない。

 

娘には「お父さんには、使い方も何も教える事は出来ないから・・・保健室の先生に教えて貰うんだよ」とは、行ったものの・・・

調べれば解りそうだ。

 

 

でも、調べたことろで

きっと娘は僕に訊くことはないだろうなぁ。

 


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