シングルファザーの子育てブログ

双子の女の子を育てるシングルファザーの奮闘劇。

頭が痛い話

今の世の中を見て

頭が痛い話ではありません。

(頭が痛くなるような事ばかりですけどねぇ・・・。)

 

今回は頭痛の話。

 

小学生の頃、

運動会や遠足の後に必ず頭が痛くなった。

その頭痛は一般的な鎮痛剤を飲んでも

治まらない。

それでも親は医者に連れて行くことをしなかった。

度々、「頭が痛い」というので、

ウチの親は仮病だと思っていたようだ。

今、思えば酷い親だ。

 

我が子が同じように頭痛を訴えたら

自分なら直ぐに連れて行くだろうし、普通の親なら心配するだろう。

 

 

その頭痛には予兆があった。必ず、痛くなる前に目がチカチカした。頭痛が始まると薬を飲んでも効かない。

でも、一晩寝ると翌朝には治まっていた。

 

遠足や、旅行の写真を見ると、

いつも僕はしかめっ面だった。

 

大人になると、

二日酔いの頭痛が、

治まらなくなった。

度重なる頭痛に・・「脳の病気?」と

思って病院で検査を受けたのだが、

異常が無かった。

 

そんな面倒でしつこい頭痛と

何年も付き合っていたのだが・・、

 

ある日、最悪の事態となった。

 

シングルファザーとなって

2年目の頃だ。

その日は休暇を取って、

朝、娘達を保育園に預けて、

息抜きのつもりで東京へ遊びに行った。

 

行きの特急電車の中で、

缶ビールを飲んだ直後、頭が重く感じる。なんだが嫌な予感。

暫く、目を閉じて電車に揺られていた。

 

ビールが悪かったのか?

電車の揺れが悪かったのか?

上野に着いた頃には、

いつものアレが始まっていたのだが、

「せっかくの育児から開放された休日」

美術館巡りを始めた。


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(これを観ていた時も・・。)

 

 

・・・しかし、痛みは増すばかり。

歩く度の一歩一歩が頭に痛みとなって響く。

 

途中、水分補給のために飲んだ

お茶も胃の中に溜まっているような感じでお腹が苦しい。

 

「帰ろう・・無理だぁ」

 

駅まで歩いていると

時々、吐き気までしてくる。

 

「マジでヤバイ・・帰らなければ・・」

 

とにかく、自分の体がかなりヤバイ。

帰りの列車に乗り込んだ。

 

帰りも電車の揺れが頭に響くと同時に

吐き気も襲ってくる。

ひたすら耐えながら地元に帰った。

 

家に帰ると、暫く横になっていたが

頭痛も吐き気も治まらない。

「病院に行くしかない」

そこで、当時、我が家をサポートしていた、○此木さんに連絡した。

 

○此木さんは、6時過ぎないと

来られないらしい。

仕方ないので、自力で子供達の待つ

保育園まで迎えに行った。

 

・・・しかし、そんな日に限って、

保育園に迎えに行くと、

先生の話が長〜い。

(べつに先生が悪い訳では無いのだが)

「今日は○○して、二人とも喜んでいましたよぉ・・それに○○やって・・」

もう、そんな話はどーでも良かった。

「は・や・く・か・え・ら・せ・てぇ」

心の叫びも届かなかった。

 

ようやく家に着くと

○此木さんが来ていた。

二人の子供を任せて

近くの総合病院まで車を走らせた。

 

病院に行くと、

安心したのか吐いてしまった。

今日の状況を説明したのだが、

時間外診療のため応急処置しか出来ない。入院も勧められたのだが幼い子供がいる身では無理だ。

吐き気止めと痛み止めの点滴を打っって翌日、診察に来るように言われた。

 

翌日、子供達を保育園へ送り届けると、

病院へ向かった。

一晩経っても頭痛と吐き気が治まらない。

診察中にも吐いてしまった。

驚いたのは血圧測定をしたら、

最高血圧が200を超えていた。

 

結局、診察の結果「偏頭痛」と言う診断で、

半日以上の時間を点滴をしていた。

 

医師の話だと、

偏頭痛は早い人で10代前半に発病するそうで、女性の方が多いようだ。

子供の頃からの話をすると、

「それは大変でしたね。一般の薬を飲んでも効かないから誤解もされちゃうんです。しかも頭痛の薬は副作用も頭痛だからねぇ・・。」と医師は言った。

 

そうかぁ・・・偏頭痛だったのかぁ。

長年の頭痛の姿が見えた!

 

医師は「ゾーミック」と言う薬を 処方してくれた。

「この薬は痛くなってから飲んでも効きません。予兆が来た時に飲んでください。」

その後、この薬を何度も飲むことがあった。お陰で偏頭痛に苦しむ事も無くなった。

 

「阿久田さん。70歳くらいになると自然に偏頭痛はなくなりますよ」と医師が言っていた。また、まだ、それには長い時間があるのだが・・最近は偏頭痛の予兆も滅多に無い。

年を取った証なのか?(笑)

 

 

昨今の世の中を見ていると、

頭の痛くなるような話題ばかりで、

心が痛み病気になりそうだが、

まだまだ、子供が社会人になるまで

元気でいたいと思っている。

 

かつて「ゾーミック」が頼れる 

自分の薬だったが、今では

その座は「イベルメクチン」に奪われている。シェディングに効果があるからだ。

 

そして、あんなに大変な思いをしたのに

未だに特急列車に乗ると、お酒を飲んでしまうバカ親父だ。

 

これぞ正しく

「バカは死んでも治らない」かな?

(爆笑)🤣🤣🤣🤣🤣🤣🤣🤣。

 

皆さんも体に

お気を付けくださいね!