シングルファザーの子育てブログ

双子の女の子を育てるシングルファザーの奮闘劇。

卒業シーズンに思うこと。

もうすぐ3月。

3月と言えば卒業シーズン。

 

新しい門出を迎える皆さん。

おめでとうございます。

 

 

今頃は卒業文集の制作やら、

入学試験、卒業生も忙しいことと思います。

 

 

 

そんな、卒業文集の思い出から書こうと

思います。

 

小学生の頃、

「小学校の思い出」と言うタイトルで

文集を書いたのだが・・・、

8割くらいの子は、修学旅行について書いていた。

 

僕はみんなと同じじゃ、

つまらないと思って、

 

小学3年と時の、

「勘違いなオヤジに車で追いかけられた」

怖〜い話を書いた。

・・・それは、自分の娘が僕に虐められたと

思い込み、「車に乗れ!」と言って追いかけられた話だ。

(実際は虐めてもいないし、その子がどんな子なのかも知らなかった)

とにかく、その後は外に出るのが怖くなり、

2日ほど学校を休んだほどだ。

僕の小学6年間で一番怖かった思い出を書いたのだが・・、

 

 

翌日、担任に提出すると、

「こんなんじゃ駄目だ!」と却下された。

 

 

そして、書き直しを命じられて、

今度は4年生の時の暴力教師について書いた。

以前、このブログにも書いた「恐怖のトツジ」だ。

直ぐに拳骨をする、今の時代なら体罰で訴えられてもおかしく無い教師の話だ。

4年生の一年間で、何回拳骨で頭を殴られたのか覚えていない。

その影響で、馬鹿になったのかも知れない。(笑)

 

素晴らしい出来の文章が出来たのだが、

これも却下された。

担任は、「どうして楽しい思い出が書けないのか?」と言うのだが・・、

正直、楽しい思い出なんて

それほど無かった。

無いものは書けない。

 

この時は、結局3回も書き直しをさせられた。

 

まぁ、先生も、

楽しい思い出と共に卒業させたかったのだろう。

・・・しかし、この時から

「みんな一緒で同じが良い」という

学校(教師)の方針に子供ながら疑問を感じたのだった。

 

 

 

おまけの話で、

高校卒業時の文集に一人一言を書いた。

何を書いて良いのか分からなかったので、

地元出身の、相田みつを先生の言葉を書いた。


f:id:akutatatsu:20220219075109j:image

素晴らしい言葉じゃ、ありませんか。

 

 

この言葉を書いたら、

誰がが一言加えてしまい。

出来てきた文集には・・・・・

 

 

 

「一生勉強 一生青春 一生童貞」

           阿久田 達也

 

 

・・と、書かれていた。(爆笑)

 

 

 

2年後はウチの双子も小学校卒業になる。

是非、みんなと同じような内容ではなく

自由に思い出を書いて欲しい。

 

・・と、思っていたら、

こんな用紙を発見した。


f:id:akutatatsu:20220219080735j:image

もうすぐ行われる「6年生を送る会」の原稿。

これを、一人一人が一行程度読むらしい。

 

しかし、この文章

子供達がみんなで考えて書いた文章なら、

素晴らしいと思うのだが、

先生が書いた文章だ。

 

ただ、それを割り振って6年生の前で、

読ませるだけ。

これでは幼稚園程度だ。

 

何とも、情けない。

これが今の日本の教育なのだ。

 

 

何故、子供達に考えさせて書かせないのか?

 

何でもそうだ。

全て、押し付けだ。

 

だから、子供達は考える事をしなくなり、

 

大人になると、言われた事しかやろうとしない指示待ち人間になってしまうのだ。

考える事を放棄して、ただテレビの情報だけを信じる。

今の世の中、そんな人間だらけに思える。

 

 

自分の子供をそんな人間にしたくなかったら

是非とも、普段から親から押し付けるのではなく、子供の頭で考えさせてみてください。

 

・・・と、強く思ったのでした。