シングルファザーの子育てブログ

双子の女の子を育てるシングルファザーの奮闘劇。

苦手教科は親の責任?

子供達は3年生の2学期が終わった。

 

コロナ渦の中で、いろいろな行事が中止になったり、規模を縮小して行われたりしていたが、何よりも途中で休校になる事なく2学期が終わった事で親の僕もホッとしている。

 

 

終業式が終わると、先生から渡される「通知表」。子供にとっては、自分がどんな評価をされているのか?不安な気持ちがあるでしょう。

しかし、親にとっては、年に3回のお楽しみ!

 

家に帰ってから、二人の通知表を見てみた。

 

二人とも国語、算数の評価はいつもの通りで

納得。納得。

しかし、社会と理科が平均レベル。

大体、予想はしていたのだか・・・。

どうして?こんなに楽しくて面白い教科が、

他の教科より劣っているのだろうか?

 

3年生の学習は、

理科なら、昆虫の身体の作りや、光や音の伝わり方。とても楽しい内容だ。

社会ならば、地図や、働くおじさん関係など、とても面白い内容だ。

 

何故?、苦手なのか理解出来ない。

 

僕は子供の頃、二人の子供よりも成績は悪かったけど理科と社会科だけは得意だった。

 

やはり、学習能力は遺伝しないのだろうか?

 

いや、待て!

自分が子供の頃を思い出したら、

何故?得意だったのかが、解ったような気がした。

 

それは・・・「育った環境」が大きいのかも知れない。

 

 

【僕の低学年の頃の話】

 

近所に4つ年上の秀樹ちゃんという子がいた。僕が1年生の時、5年生。

集団登校(登校班)の班長だった。

しかし、この秀樹ちゃん。少しだらしなくて

登校班の集合場所で宿題なんて始めるものだから、毎日遅刻寸前だった。

そのせいで毎日、学校までの遠い道のりを走らされた。

・・・僕は秀樹ちゃんのお陰で足が速くなったと言っても過言ではない。

 

こんな秀樹ちゃんだが、とても下級生の面倒見が良くて一緒に遊んだ思い出はたくさんある。

 

当日、流行っていた。

戦隊シリーズの元祖、ゴレンジャーごっこをやったり。(僕はいつも、ミドレンジャー

分校の子を敵に見立てて、戦争ごっこをやったり。秘密基地も作ったこともあった。毎日、暗くなるまで遊んだ記憶がある。

 

その中でも、鮮やかに記憶に残っているのは

秀樹ちゃんがリーダーとなって夏休みには

川で魚を採ったり。カブト虫を採りに山に行ったり、僕はいつも上級生と野山を走り廻っていた。

 

そんな毎日の遊びが知識となって、学習に反映されたのだと思う。

 

昆虫や魚がどんなところに生息しているか?

カブト虫はどんな木の樹液を吸っているのか?その木には他にどんな昆虫がいるのか?

それに昆虫の身体のつくりを観察したり、

・・それは紛れもなく理科の学習だ。

 

また、外で遊ぶ事により自宅周辺(町内)の地形も解るようになる。

特に、山に登って頂上からの眺めは町の地形が一望出来た。

・・社会科の学習だ。

 

遊びの中では上級生が先生だった。

 

 

それが、今の子供はどうだろうか?

 

まず、外で遊んでいる子供が少ない。

それに、川や池はフェンスで囲まれて入れないようになっている。(事故防止のためだから仕方がないですが・・)

それに、リーダーとなって下級生を引き連れて冒険をするような子供もいない。

 

 

今の時代、かつての上級生の役目は父親になってしまったのかも知れない。

しかし、僕をはじめ世間のお父さん達は忙しい。なかなか、自然と触れ合う時間を作れないものだ。

 

コロナを言い訳にするつもりもないが、今年は特に外で遊ぶ時間が持てなかった。

外での遊びで学ぶことは多い。

 

なんだか、子供が理科と社会が苦手なのも

解ってきた。・・親として反省すべきですね。

 

これからは、自然と触れ合う時間を持つように心掛けたいものです。

・・・そうすれば、少しは苦手意識もなくなるかな?

 


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こんな遊びが理想ですね!


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理科の実験もやってみたのですけどねぇ・・

 

まだ、まだ、足らなかったようです。