今年度より、小学校で「子育てセミナー」が
年4回の計画で行われている。
3回目の今回は
「読み聞かせ 紙芝居のコツ」についての
講演会なのだが、参加者がいないそうだ。(笑)
そりゃ、そうだよね!
この講演会のタイトル。
ハッキリ言って幼稚園児・保育園児の
保護者向けだと思いませんか?
下の子が園児ならば良いかも知れないが、
小学生の親が対象の内容では無いと思うのです。誰もが「今更〜。」と思うことでしょう。
僕も、子供が園児の頃なら参加したかも・・・いや、その当時でも参加しないだろうなぁ。
読み聞かせは毎晩のように、やっていた。
1週間二人分、10冊の絵本を図書館から
借りてきては読んであげたものだ。
でも、年中児の頃から自分達で読むようになったので、それ以降、僕の出番は有りません。時々、難しい文章について意味を聞かれたりするくらいだ。
小学生になれば読書が習慣化してくる子も多いだろう。ウチもそうです。
読書をしない子供って、幼児期に読み聞かせをしてあげなかったのか?
または、親が読書をしない家庭なのだろう。
この前、学校で冬休みの推薦図書の販売が
あったのですが、クラスで注文した子供は、うちの子の他に1人だけだったそうです。
読書離れが深刻ですねー。
(今回、うちの子達が選んだ推薦図書)
(いろいろ、本を読んでいるので、
友達にも本を薦められます。)
こうなる前の、読み聞かせなので
小学生になってしまったら手遅れだと
思うのですけどねぇ・・・。
そのくらい、偉い先生方でも解るのでは
ないでしょうか?
もっと、企画をする段階で、考えて欲しいものです。
今回の講演会。
参加する人はいないでしょう。
しかも、金曜日。
仕事を休まなければなりません。
だから、せめてPTA本部役員でも参加して欲しいと何回も依頼が来るのですが・・
意味の無いものには参加する時間は、誰にも有りませんよね?
今は、圧倒的に働いているお母さん(シンパパも!)が多いのです。どんな良い講演会だって、仕事を休むとなると考えてしまうでしょう。
以前、子供が保育園の頃、
園長(お寺の住職)が、著名人を講師に迎え
子育て講演会を行ったが、土曜日でも参加者は少なかった。
・・・しかし、内容は凄く良かったし、勉強になった。
どんな人が来たかと言うと・・・
体操の内村航平選手のお母さん。
はなまる学習会の高濱先生。
百ます計算の蔭山先生。
自分の子供全員、東大に入れた佐藤のお母さん。などなど・・・・。
それでも、参加者は多くは無かったのだ。
(僕は全て参加しましたが・・・)
だから、今回の小学校の講演会。
人が集まらないのは、当然のように思えてしまうのだ。
・・・きっと、校長は頭を抱えているだろう
ね。
小学生は心も体も成長が著しい。
保護者向け、または親子参加の
性教育でもやった方が、
保護者の関心も高いと思うのは
私だけでしょうか?
もっと、保護者の関心の高いモノを
企画すべきです。
この程度だから、日本の教育は遅れていると
言われてしまうのです。
小学校?
どちらにせよ、
公立校のレベルの低さには
あ然としてしまいます。
何か、凄く勘違いをしているとしか、
思えませんね!