シングルファザーの子育てブログ

双子の女の子を育てるシングルファザーの奮闘劇。

失敗しながら学ぶ

双子の娘達は、

最近は料理に興味が出てきた。

 

以前も、ドーナツを作ったりしていましたが、本格的な料理を最近では作りたくなったようで、


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料理番組を良く見るようになりました。

 

数日前、テレビを観ながらメモを取っていた。

 

父は、嫌な予感。

 

 

すると、メモを片手に

今度の休みに「水餃子を作るからね!」と

やる気満々だ。

 

メモを見ていると、材料に

強力粉とか書いてある。

「えぇーっ!、皮から作るつもりだ」

大丈夫かよ?と思いながらも、

「凄いねぇ、楽しみにしているよ!」と

言っておく。

どうせ、忘れてしまうだろう・・・。

 

 

しかし、彼女は忘れなかった。

朝、起きるなり

「お父さん、買い物一緒に行くよ!」

「珍しいねぇ・・・」

「うん。水餃子を作るから!」

・・・マジだった。

 

ここで一応、念を押す。

「お父さん、手伝わないよ!」

すると、娘は、

「大丈夫!全部、自分達で作るから」

 

 

一切、親に頼らずに自分達で作る事を条件に

先ずは、買い出しだ。

 

メモを見ながら、材料をカゴの中に入れていく。なんだか見ていて頼もしい。

父は、後を付いて廻るだけ。

でも、それが嬉しい。

 

 

家に戻ってから

いよいよ、クッキングだ!


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白菜を微塵切り。

思っていたより、包丁使いが上手い。

 


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それに挽肉、生姜を加えたり、塩、醤油を入れて混ぜ混ぜする。

 

それが終わると皮作り。

市販の餃子の皮でも使えば良いのに、

皮まで作ります。
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これも、混ぜ混ぜ。

懐かしの粘土遊びのようですね。

何度もコネコネして、麺棒で伸ばして

皮の完成。

・・・なんだか、厚いような気もしますが、

一切、手を出さないで見守る。


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こんな感じで、

皮で、具を包んでいます。

 

見ていて、楽しそうだ。

思わず、「俺もやりたい〜」とか、言いたくなりますが・・・我慢。

 

そして、鍋にお湯を沸かし

煮ていきます。


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(なんだか、水餃子と言うよりも・・?)

 

茹であがって、水餃子の完成。


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食べてみると・・・。

皮が厚すぎで、すいとんのような食感。

すいとんとして食べると美味しいだろう。

水餃子としては・・・?

 

しかし、せっかく作ってくれたのだ。

「もう少し皮が薄い方が良いけど、とっても美味しいよ!」と褒めてあげた。

出来の良し悪しは、自分達で食べれば分かるだろう。

 

でも、親が文句を言ってはいけない

いや、絶対に言っては駄目だ。

そんな事を言ったら、自信を無くして、

せっかく料理に興味を持ったのに、

自分は駄目だと思ってしまう。

(料理に限った事では有りません。勉強もスポーツも同じですよね!)

 

 

娘も、「次は皮を薄くしてみる」と言っていた。自分で食べれば分かるのだ。

 

僕は、「そうだね。次は皮をもっと薄くしてごらん。・・・でも、これも美味しかったよ!」と言ってあげた。

 

失敗することは勉強だ。

人は失敗しながら学んでいく。

 

今から頑張っている二人の娘を見ながら

「お母さんを超える日も近い」と思った。

 

 

そうです。

うちの奥さん、料理が苦手だったんです。(笑)