シングルファザーの子育てブログ

双子の女の子を育てるシングルファザーの奮闘劇。

「偏見」との戦い?

Facebookのプロフィールにも表示していますが、僕の学歴は高卒、しかも工業高校。

そんな僕でも子供の教育には暑いのです。(笑)

すると・・

「悪かった奴ほど、子供の教育に熱くなる」とか「自分が出来なかった夢を子供に託している」等と思われがちです。

中には「勉強を教えられるの?」とストレートに訊いてくる方もいる。(汗)

それに一人親家庭で、ここまでの学習を2人がしていること自体、意外に思う人も多いようです。

ある日、珠算をやっていることを知った人が

「算盤やっているんじゃ、商業高校が良いよ!」と話してきた。

(どうして算盤=商業高校なんだろ?)

更に、「計算が得意じゃ、良いところに就職出来るし、お父さんも楽出来るよ!」

(今時、それは難しいでしょ?)と思い

僕は、ハッキリと「本人が望むなら良いですが、親としては・・」と言うと、

「じゃあ、大学でも行かすつもり!2人も!!」と驚くのです。

(ウチじゃ無理って言いたいの?)

完全に一人親家庭への偏見。

少し、悔しかった。

別に子供が勉強が嫌いならばやらなくても良い。大学だって行かなくても良い。やりたい事があるのなら中卒だって構わないと思っている。(本人がそれで良いのなら・・)

しかし、親としては頑張って欲しい。それは何処の親でも同じでしょうし、親の責任もあるでしょう。

 

一人親家庭の子供=勉強が苦手?と思われているようだ。

確かに親が有名大学出身なら、子供も優秀だろう。親が学校の教師なら子供も勉強が出来るだろう、・・それは親自身の学習の経験が活かせる。教師なら学習のツボを教えられるからだ。また、高収入の親ならば教育にいくらでもお金を掛けられる。

・・僕は学歴の無い親(しかも一人親)だが、そんな親でも出来る事を証明してみたいのです。一人親家庭の偏見との「戦い」です。

 

親の知恵と工夫で子供のヤル気を引き出す!

少しでも僕と同じ境遇の人に参考にしてもらいたいと思っています。

 

 

「三つ子の魂百まで」と言う言葉がありますが、ウチの双子の娘は3歳になる以前から学習をしていたので、勉強する事が当たり前の習慣となっていた。

就学前にかけ算九九を覚えて、小学生の国語の教科書を読んだ。・・娘達の通った保育園なら、みんな出来ることなのです。

 

しかし、その後は親次第で変わってしまう。

「小学生になれば学校で勉強するのだから」と学校の授業に合わせてしまう親もいる。

それぞれの家庭の事情や考え方もあるのだから否定をするつもりは無い。

ただ、就学前に九九が言えたのに、学校任せにしていると他の子供と同じになってしまう。なんて勿体ないのだろう。

 

一方、僕のように「折角ここまで出来るのだから、もっと進めてしまおう」と思う親もいる。塾に通い出す子供もいます。

ウチの場合は家庭教師なんですけどネ!

「えっ!今から・・」と驚く人も多いでしょう。

 

どんな家庭教師かと言うと・・

子供達の性格を良く理解しています。

子供も凄く信頼しています。(多分?)

勉強だけでなく遊びも教えます。

そして、一緒にお風呂に入ったりもします。

(え、えぇーっ   !、マジか・・)

 

もう、お分かりですね!

そうなんです。

ウチの家庭教師は・・僕なんです(笑)

 

やっぱり低学年の内は、親が教えられるのならそれが一番なんです。子供は親が一番安心するからです。

こんな僕でも小学生の勉強ならば教えられるのてすから、誰でも出来ると思います。

 

学習習慣さえ身に付けば、中学・高校になった頃には自分で学ぶテクニックも向上する筈なんです。

 

ある教育評論家の人が言った言葉。

「小学1年生で学習の方法を間違えると、間違ったままになってしまう」。

1年生の家庭学習は重要なのです。

「まだ、1年生だから」では遅いでしょう。

 

ところで、我が家には2人の娘の学習机は無い。今のことろ必要が無いのだ。

学習はリビングで行っている。

身近な所に問題集や本、辞書を置いて学習を身近にしているのです。

机なんて与えたら、勉強が遠のくのがミエミエ。必要になった時に用意すれば良い。

 

それとウチの子供達は1年生から「置き勉」をしている。・・これは僕が奨めている。

もちろん、学校では禁止されている。

「先生が注意されたらお父さんに言いなさい」と子供達には言っている

家に教科書もあるので持ち帰る必要もない。

だから、いつもランドセルは軽い。

ランドセルの中は自主勉の問題集に筆箱だけ。宿題は学校で片付けるようで、家でやっているところを見たことが無い。(笑)

そんな感じで小学生1年生の学習スタイルが出来てきたようだ。

 

そして、夏休み前に双子の妹(真優)が姉(莉緒)を学習で追い抜いたのだ。

今までも抜きつ抜かれつ頑張ってきた2人だったが、ここへ来て真優の学習に変化が出てきた。今までは問題が解らないと「お父さん~」とヘルプをしてきたのだが、最近は自分で調べるようになった。正に自学自習。

自分で調べると何よりも覚え易い。それに自分で調べて出来ると更に嬉しいのだろう。

彼女はどんどん力を付けて来たようだ。

「明日から3年生の問題だよ」と言うと、嬉しそうだった。

 

一方の莉緒は相変わらずマイペースだった。

解らないと「お父さん~」・・。難問の壁を越えられない。

ますます2人の差は開くばかりだろう・・と

思った。双子でも、性格が全然違う。

これから先、やり方を考えなくてはいけないと思ったのだ。


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家庭学習の調査のようで

学校から「学びの足あと」なる調査票が来た。なんでも毎日の学習時間を1週間分記入して提出するものらしい。

これには違和感しか持てなかった。

「学習時間で評価?」

長い時間勉強する事が良い評価になるようで

納得出来ない。おかしいと思う。

学習とは理解するため・・。僅か3分でも

理解できれば、理解出来ずに1時間ダラダラと勉強するよりも素晴らしいのではないか?

学校はこんな無意味な調査をずっと続けているらしい。正直、呆れた。

 

大人の世界でも同じだ。

無駄な残業が問題になっていた。昔は長時間会社に残る人間ほど評価された時代も有った。(残業の美学かな?)

そんな古い時代と同じだ。

 

この「学びの足あと」書くのも時間の無駄なので我が家は提出するのを止めた。

子供達には先生から催促されたら「親に連絡してください」と言え!と伝えてあるのですが、学校からは何にも連絡がありませんね。きっと、あの親には何を言っても無駄だと思われているのかもしれませんね(笑)

 

                                               つづく