シングルファザーの子育てブログ

双子の女の子を育てるシングルファザーの奮闘劇。

感動の学習発表会

2月になって小学校の入学説明会。

生憎雨模様の寒い日だった。

入学前の準備と注意事項の説明があった。

その中で「和式トイレの練習」をして欲しいどの事。・・学校は洋式が少なく、殆ど和式トイレなのである。

我が家のトイレは洋式。

練習って?どこでやれば良いのやら・・。

 

それと、この日は教材の購入日。

入学迄に名前を書かなければならない。

厄介なのが・・「算数セット」だ。

経験した人も多いと思うのですが、凄く細かい物にまで全て名前を書く内職のような作業が待っている。しかも二人分・・。

その他、たくさんの教材2名分を抱え学校を後にしたのだった。

 

一方、子供達は音楽フェスデバルが終わり、

「学習発表会」の練習をしていた。

こども園生活最後の発表会。

家で練習をしているのだが、あまり内容を教えてくれない。

(少しずつ秘密にすることも増えてきた)

・・当日までの楽しみにしておこう。

 

そして毎日の家庭学習。

教科書からノートに問題を書き写していたのだか、これが結構手間が掛かるのです。

そろそろ問題集を選ぶ時期が来たようだ。

僕は市内で一番大きな書店に行って、たくさんの問題集の中から「コレだ!」と思った物を選んだ。(最初に選ぶ時は実際に手に取り自分の目で確認しなければなりません。ですから書店が一番。2回目からはAmazonです。)


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このシリーズの問題集が一番、ウチの子供達には合っています。このシリーズの8級からスタートしました。

 

 

そして実際に子供達がやってみました。

・・出来るのですが、理解出来ているのか?

少し不安なのです。

2~3年先の学習ですので、この問題集でも進行が速すぎるのです。

先取り学習の問題集なんて皆無なのです。なるべく丁寧な内容のモノを工夫しながら使うしかなさそうです。

 

ですから・・

完全に頭に叩き込むには、「反復練習」

同じ問題集を理解の程度にもよりますが、最低3冊やる必要があります。(二人なので6冊)  

3段階⭕️付け方式で採点すると、3冊目にはかなり出来るようになるのです。

そして弱点も解り易い。

弱点は、ノートに問題を書き写して出来るようになるまで更に練習。

 

そのような方法での学習が始まりました。

この方法、僕が自ら考え出した方法なのですが、半年後に100マス計算の蔭山英男先生に

お会いした時、先生も同じ事をおっしゃっていたのには驚きました。

 

しかし、この方法が二人の学習の格差を拡げてしまうことになるとは、この時はまだ気が付いていなかったのです。

 

 

 

 

そして数日後、いよいよ学習発表会の日となりました。

最後の発表会。

入園して最初の年は風邪を引いていて休んでしまった。

2年目は妻が亡くなったばかりだったので

不参加だった。

・・だから、子供達の母親は一度も観た事がなかった。

しかし、何処かで観ていた筈だと思う。

観ていたに違いない。

彼女の姿は見えないけど、毎回一緒に観ていただろう。そして、今回も!

 

発表会が始まった。

1歳児や2歳児のお遊戯を見ていると、あの頃を思いだす。

当時の苦労が脳裏に浮かび涙ぐんでしまう。

いけない初めから涙モードだ。

 

だが、年長組が登場すると、涙を忘れてしまった。・・涙なんて出て来ない。

感心と驚きで涙どころではなかったのです。日頃の学習の成果をたくさん見せてくれた。素晴らしかった。

最後は「体の力」。

運動会の時よりも力強く、技にも磨きがかかっていた。大きな、大きな拍手がいつまでも続いていた。


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そして最後に全員で最前列に並んで、将来の夢と両親への感謝の言葉を発表したのです。・・この演出には涙を流す人が多かったですね。

 

順番が来て

莉緒は・・「大きくなったらお巡りさんになりたいです」。と将来の夢。

真優は・・「私はお医者さんになります」。と言った。

(真優は喘息とアレルギーで定期的に通院しているので、お医者さんに対する憧れがあるのでしょうね!)

そして、二人とも僕には「いつも料理を作ってぐれてありがとう」と言ってくれた。

 

その言葉がとても嬉しくて・・

気が付いたら・・頬を伝う涙。

僕は客席で何度も頷きながら拍手をしていた。心の中で何度も「ありがとう」と言っていたのでした。

 

 

「とても頑張った発表会」

我が子だけではなく他のお子さんの成長も嬉しかった。

みんな胸を張って次のステージに進めることでしょう。

 

頑張れば出来る!

出来ると楽しい!

楽しいから次に進みたくなる。

 

生まれてから6年。

楽しみながら学んだ毎日。

きっと、小学校でみんな素晴らしいスタートダッシュが出来ると確信した学習発表会でした。

 

 

さぁ、もうすぐ卒園式。

   

 

                                                          つづく