シングルファザーの子育てブログ

双子の女の子を育てるシングルファザーの奮闘劇。

お墓、供養、そして春🌸

この頃、重大な問題が残っていた。

妻のお墓に供養。

 

今までの人生でお寺やお墓のことなんて

一度も考えた事が無かった。

やがて誰でも死ぬのはわかるが

自分達にはまだまだ先の事だと思っていたからだ。

 

子供達が眠り、家事も終わった後

古新聞の入っている袋を漁り、墓地霊園のチラシを探す。・・あるのはいつも同じ内容の

同じ業者のチラシばかり💦

ネットで検索してみるが、なかなか「これだ!」と思うものがない。

 

気持ちばかりが焦ってくる。

よくニュース番組で、コインロッカーの中から骨壺、駅の忘れ物の骨壺。押し入れの中から骨壺。こんな話題を思い出す。

 

お寺にしても、葬儀をしていないで法要だけお願いして嫌な顔をされないだろうか?

 

心配な事はたくさんあった。

 

「あ~どうするかなぁ・・」と思った瞬間、

「そうだ!!子供達の保育園だ!!⭐️」

そうなんです。子供達の保育園はお寺の保育園だったのです。

お寺の名前は「瑞岩寺」。

園長先生が副住職(当時)をなさっている。

もしかしたらホームページがあるかも!と

思い検索してみると・・ありました。

しかもかなり詳しい内容で書かれている。

このお寺、著名人の講演会からコンサート

イベントもたくさん行っているのが解った。

肝心の墓地のページを見てみると

あります。あります。

欲しがった情報が盛りだくさん。

これは一度、問い合わせて相談したい

そう思いました。

 

考えてみれば、亡妻にとっても

縁も所縁もないところに埋葬されるより

子供達の保育園の近くで眠る事の方が良いと思う。まして、自分が子供達の為に決めた保育園だ。毎日、子供達の声が聞こえる境内で眠っていた方が寂しくもないだろう。そして

近くで見守って欲しい。

 

早速、翌日に電話してみた。

電話の向こうは穏やかな声。声からして誠実そうな人柄が伺える。

妻が亡くなってからの経緯、葬儀が出来なかった事情。また、墓地を購入を考えていることを伝えた。

 

そして、次の日(だったかな?)

お会いして、相談してみた。

瑞岩寺  長谷川俊道 住職(当時は副住職)

以前、運動会の時にお見かけしただけで、実際にお会いするのは初めてでした。

自分が何も知らなかった仏事のこと、

お墓のこと。とても親切に丁寧に教えた頂きました。・・それに話をしているだけて、自分の気持ちが落ち着き、温かい気分になったのを覚えています。

・・「このお寺、この御住職に全てを任せれば

安心だ!  間違いない!」  と思いました。

 

境内の一般墓地の契約。墓石購入、工事の一式をお願いしました。

また、戒名と間近に迫った四十九日法要を

お願いして、私は瑞岩寺の檀徒となりお寺と

長いお付き合いをさせて頂くこととなったのです。

 

また、この頃、長谷川住職は初の著書「お坊さんが教える悟り入門」を発表しました。

この本には当時の(今でも)自分の心を癒し前向きにさせてくれる内容で、自分が立ち直る原動力となりました。・・まるで、自分の為に書いてくれたのでは?とさえ思ってしまうほどでした。


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戒名も授かり、四十九日法要も終わって

後は墓地の完成を待つだけとなり

私の肩も少し軽くなったのでした。

 

その後、現在まで長谷川住職には大変お世話になっております。

仏事の事はもとより、子育てや子供達の学習までいろいろとアドバイスを頂いている。

本当に感謝🙏ですね。

 

そして春にはお墓が完成しました。

これで亡妻も安らかに眠ることができるでしょう。一安心です。


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(先日、お墓の購入に関するインタビューを

受けました。これから墓地購入を検討している方のお役に立てれば嬉しいです。)

 

 

 

また、春には子供達も2才児クラスに進級しました。少しづつ活発になり家では目も離せません。イタズラに関しては二人はプロになりました。😓💦

しかし、絵本を与えると二人ともおとなしくなるのです。たくさん本を与えました。

保育園では仲の良い友達も出来て、少しづつですが朝も泣くことが少なくなってきたのですが、どうにも手に負えないと・・「自分じゃ無理なのか?」と思ってしまい「施設に預ける?」と言う気持ちもこの時点ではありましたね。


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次回は2才児クラス時代のドタバタ劇です。