今月から、日曜日も子供達の中学入試対策授業が塾で始まった。
時間は午後の90分〜120分。
そんな時間を利用して、
まだ知らない地元の名所巡りを始めた。
先週まではFacebookに投稿していたのですが、今回は120分でお寺3箇所を巡ったため長くなりそうなのでブログに書いてみました。
その南に位置する尾島地区(旧尾島町)は徳川氏発祥の地。そのためなのか?地区内には
多くの寺院が有るのだが、恥ずかしながら、今まで一度も行ったことが無かったのです。
さて、本日の一番目は・・・
「明王院」です。
ここのお寺には
なんと! ピラミッドがあるのです。
おぉーー、ピラミッドじゃ。
高さは6mなのですが、
ピラミッドに見えますね。
これは「千体不動尊供養塔」というもので、近づいて見てみると・・、
不動明王が彫られています。
その数が千体なのです。
とても珍しい石造仏ですね。
お寺の近くには、副住職のお料理も
頂けるカフェもありますが、今回は
家で食事をしてきてしまったのと、時間も限られていたので、また次回。
次に伺ったのが、
「普門寺」。
梵鐘が重要文化財のようです。
境内は静かで綺麗なお寺でした。
何かの句が刻まれておりますが
なんて書いてあるのやら分らない〜。
分かる人、教えて!
そして、最後に伺ったのが・・、
縁切り寺で有名な「満徳寺」です。
このお寺は明治の初めに廃寺となってしまっていますが、今は資料館があって、本堂も復刻されています。
江戸時代の頃、旦那さんの暴力(今のDVですね)等で・・・
「こんな男と暮らしていられないーっ、別れてやるっ!」と奥さん方が逃げ込んだ尼寺でした。
今の時代は、「離婚届」にお互いが
署名捺印すれば簡単に離婚出来ますし、
家庭裁判所もある。
しかし、この時代は離婚するのが大変な時代で、馬鹿男から逃れる女性の最後の砦だったのでしょう。
まずは復刻された本堂へ、
そして本堂の中にお邪魔しま〜す。
御本尊様の前に座って合掌。
ここが、逃げて来た奥様方の
お部屋だったのだろうか?
本堂からの眺め。
正面に見える門から、
何人もの女性が逃げ込んで来たのだろう・・。そんなことを思い浮かべながら
お隣の資料館へ行ってみた。
当時の縁切りについて書かれた書や、
貴重な品々が展示されておりました。
そして、こんなモノも、
この中に、「縁切札」と「縁結札」が入っています。
この札に、嫌いなヤツの名前と、
好きなあの娘の名前を書いて
それぞれの水洗和式トイレに流すと
願いが叶うそうです。
まぁ、人の名前を書く人もいるでしょうが、縁切札には「病気と縁を切りたい」
「借金と縁を切りたい」とか書く人も多いようです。
えっ、
なんて書いたって?
「縁結札」には、
「娘二人が志望校と縁が結べますように!」
「縁切札」は、
当然、アイツの名前・・嘘(笑)。
「多くの国が戦争と縁が切れますように!」
と、書かせて頂きました。
縁切り寺、
今の時代は鬼嫁から逃げたい
男性諸君も多いのでは?(笑)。
お読みくださり、ありがとうございました。
それでは、また。