梅雨に入り雨模様の日が多くなりました。それに加え、この時期に早くも台風まで発生している。
今年は雨の多い梅雨となりそうだ。
近年、大雨による被害が
多発している。
毎年、何処かで大きな災害が起きる。
テレビの映像からは、
河川が増水して堤防が決壊したり、
浸水した住宅が映し出されるのは
毎年恒例のように思えてくる。
そんな光景を画面越しに見ていると、
必ず思い出すことがある。
・・・ずいぶんと昔の話なのだが、
子供の頃、僕は体が弱かった。
直ぐに風邪を引いては熱を出していた。
特に、高熱を出した時なのたが、
必ず、同じ夢を見ることがあった。
それは・・・大雨で山が崩れ、
土砂が濁流と共に迫って来る。
そして、多くの人達は悲鳴と共に 飲み込まれて行くのだ。
勿論、それは自分にも迫り
土砂と濁流の渦に飲み込まれてしまう。
決まって、その場面で目が覚める
特に、人々の恐怖の叫び声と
迫る土砂の勢いが
なんともリアルで
恐ろしい夢だった。
この夢は10回近く見ているので、
未だによく覚えているのだ。
・・・もしかして?
「自分の前世の記憶かも知れない。」
いつしか、そんなことを思うようになった。
きっと、前世の自分は
土砂と濁流に飲み込まれて
亡くなったのかも知れない。
その恐怖が魂の記憶に残されて
いるのでしょう。
生まれた時から
間違いなく死が保証されている人生だが、誰でもそう思うでしょうが不慮の事故や災害では死にたくない。
ゆっくりとロウソクの炎が燃え尽きるような最期を迎えたいものです。
でも、今生の自分ですが、
増水した河川を見るのが
好きなのですけどね。(笑)