シングルファザーの子育てブログ

双子の女の子を育てるシングルファザーの奮闘劇。

子供にスマホを持たせる前に!

僕は以前から子供にスマホを持たせる事に

否定的だ。特に、小学生には早いと思っているのだが・・・。

この前、次女と話をしていて驚いた事があった。クラス(小3)で半数以上がスマホを持っているようで・・・。

 

「どうして、小3の子供に?」と思ったのだか、持たせた背景を考えてみると・・。

放課後、家で留守番をしているから?

塾や習い事の迎えの連絡用?

地震等の災害時の連絡のため?

・・確かに物騒な世の中だ。

緊急連絡用に持たせる必要もある。

(それならスマホでなくても良いのだけど)

 

各家庭によって事情も様々ですが、子供に持たせる前に親自身、よく考えてみるべきではないでしょうか?

 

スマホを持てばたくさんの誘惑がある。

ゲーム、You Tubeにハマってしまい、ついつい寝る時間が遅くなる。

生活リズムが狂って来るのは確実。

中にはネットゲームにハマってしまい、

学校に来なくなってしまった子も娘のクラスには1人いる。

 

ルールを決めてスマホを持たせている親もいるでしょう。例えば、夜9時以降は使わせないようにしたりしている家庭も多いと思う。

 

 

先日、1冊の本を読んだのです。

スマホで子どもが騙される」

元捜査一課の刑事。

佐々木成三氏の著書。


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親がスマホを子供に持たせる前に、必ず読むべき内容であり、親(大人)も大変、勉強になるものです。

 

 

この本の「子どもが騙される」って、どんなことなのか?この本に書かれていることなのですが、生活リズムが狂ってしまうなんてレベルではなく、恐い事件や取り返しのつかない事になってしまうものばかりです。

 

◉オンラインゲーム誘拐

(ゲームを通して知り合った人間に誘拐されたり、性被害を受ける)

◉自撮り性被害

(裸の写真を相手に送り拡散されてしまう)

◉不適切動画

(バイトテロ等の悪ふざけ動画) 

◉闇バイト

(薬物や詐欺事件に巻き込まれる)

不適切動画や闇バイトは、高校生以上が気をつけるべきものでしょうが、小学生にとってはオンラインで知らない人と知り合う事で、

被害に遭ってしまう。

それは、まだまだ素直で人を信じ易い子供だからこそ騙されてしまうのです。

 

 

それらに加え.大人も気を付けなければいけない事があるのです。むやみにSNS上に写真を掲載しないことです。写真に写っている周囲の風景で、場所が特定されてしまいストーカーの被害に遭ってしまいます。

(自分も、これには反省しました。今後は子供の学校や、住まいが分かるような画像は投稿しない事にしました)

 

私の知り合いも、Facebookでの投稿から

勤務先がバレてしまいストーカー被害に遭ってしまったそうです。

また、何気ない日常を投稿していたら

片っ端から(何が目的なのか?)シェアされて拡散されていた人もいます。

 

それに、よくFacebookで、友達申請が来ますが、「ネットビジネスの勧誘」や「出合い系」が多いです。僕の場合は相手からのコメントが無いものは削除しています。

 

世の中おかしな人も多いのです。

それに児童性愛者も多いので、子供の写っている写真の投稿には気をつけたいものです。

 

しかし、子供(特に小学生低学年)にこれら全てを説明したところで理解出来るのだろうか?

スマホを持たせて早い時期から、「何が危険か?」を教えるのは良いとは思う。

しかし、スマホを持たせる前に「世の中の出来事」を親子で話す時間を持つ方が重要と思う。そんな会話の中から「何が危険!」かを

学ぶのだ。

子供の相手するのが面倒だ!と思う親には出来ないことだが・・・。

 

 

ウチの場合。地元以外の中学に進学する場合に限って持たせるつもりです。その時に、この本を子供には読ませるつもりです。

(その頃には理解出来るでしょう!)

 

 

 

 

 

【食事の時くらいは・・】

 

時々、子供と一緒に外食をするのですが、

そこで目にする光景。

 

近くの席に家族連れがやって来た。

お父さんにお母さん。

子供は中学くらいのお姉さんと、小学生の男の子。

 

席につくなり、ほぼ同時にスマホを取り出す、メニューを見ながら片手にはスマホ

 

注文を終え、料理を待っている間・・・

家族全員がスマホとにらめっこ。

会話も殆どありません。

 

そんな光景を見ながら、僕は自分の子供に

スマホ中毒一家」と小声で言っている。(笑)

 

スマホ中毒(依存症)になると、あのようになるのだよ!」と言うと、子供は「不気味だ!」と言う。

「だから、やり過ぎるとあの様になるから

気を付けようね!」と教えている。

 

悪い教材が、たくさん転がっているのが、

悲しいです。