シングルファザーの子育てブログ

双子の女の子を育てるシングルファザーの奮闘劇。

ずっと欠席でOK,

昨日は仕事を半休した。

市役所に児童扶養手当の、今年度の

申請が有ったからだ。

 

年に一度の申請期間。

毎年の事だが、この場に行くのが

何とも嫌な気分だ。

私のような配偶者との「死別のひとり親」は

少ない。殆どが離婚でひとり親の【お嬢さん】ばかり・・・正直、一緒にひとまとめに

されると気分が良くない。

 

今年も、たくさんのひとり親が、

来ているのだろうど役所に行ってみると・・・午後だったせいか人が少ない。

(去年は人が多くて、凄く待たされた)

思っていたよりも早くに終わった。

 

 

早く終わったら、行きたい(行くべき)ところがあった。

・・・それは、「学校」。

娘の通う小学校だ。

 

目的は・・・PTA副会長を退任すること!

(何故?、退任をするのかと言うと、以前の当ブログ3月9日投稿「さすがにキレました」をご覧ください)

それに、今年度は全て会議・行事を欠席しているが、その訳を伝えたかったからだ。

 

 

先ずは、電話をして

PTA担当職員と話をする

「退任の件・・退任が認められない場合は、PTAからの脱会」を伝えた。

昨年からの、私と会長のやり取りを見てきた

担当の先生は直ぐに理解出来たのだろう。

「校長と話をして、折返し連絡します」

と言われて、とりあえず電話を切った。

 

5分後に学校から電話があった。

「これから学校に来てほ欲しい」と、

直ぐに向かうと伝えて、

学校へ車を走らせた。

 

 

 

夏休み中の学校は、

子供の声も聞こえず、

まるで、何処かの寂れた施設のようだ。

職員室を覗くと、何時もの半数以下の

先生達。(夏休み中は仕事も暇なのだろう)

 

そんな職員室のドアを開き、要件を伝えると・・・直ぐに、校長室に案内された。

 

 

校長先生は、この4月に赴任したばかり、

私とは初対面の筈なので・・・、

「始めまして!・・ですかね?」と私が言うと、校長は・・・、

「授業参観の時にお見受けしました。背が高くて格好良いお父さんだと思いました」と、

しかし、校長の方が私よりも背が高かった(笑)・・「この男は、俺の方が格好良いいんだぜぇ!」とでも言いたいのか?(笑)

 

 

挨拶も終わり一通り、話をした。

3月の会議での様子や、

現会長の他人に対しての無礼な振る舞いに、

我慢が出来ない自分の気持ち。

更に、変わらなくてはいけない

PTAと言う組織について。

 

・・・すると、校長も

今のPTAの在り方について、

「時代に合っていない」点について、

私と意見が一致した。

 

とうやら、この校長、

改革派らしい。

 

で、肝心の私の退任については、

任期途中での退任については

総会の決済が必要らしい・・・実に面倒な話だ。わざわざ一個人の退任問題について

総会を開き決済するなど、時間の無駄だ!

(総会と言っても、誰も来ないでしょうけど・・・ね!)

 

で、校長からの意外な提案。

「全て、欠席で宜しいです」

 

その言葉に唖然とした。

 

「では、来年度の総会までの会議、行事を全て欠席でも、良いのですね?」と念を押すと・・・、

「はい。その代わりに、決定事項を紙面でお知らせしますので、何か?ご意見が有りましたら御連絡をお願いします」

 

「それなら良いかぁ・・・」

 

とにかく、あの嫌な奴の顔を見たくもない。

校長の「お墨付き」を頂けたのだから、今後は堂々と欠席出来る。

 

 

PTAの本部役員なんて

やるもんじゃない!

仕方なく押し付けられてやっている人が

気の毒に思える。

PTAなんて子供のための組織ではない!

こんなの無くなってしまえ!と思っている自分と・・・本当は、何か一つでも、

役員や、保護者の負担が軽減される

改革をしたがった。それが出来なかったのが

残念に思える自分がいる。

 

とにかく、気持ちは伝えられた。

副会長は退任出来なかったけど、

ここ、数ヶ月のモヤモヤが少しは

晴れたような気もする。