僕がいつも子供達に言っている言葉。
「みんなと同じじゃ、みんなと同じになっちゃうよ!」
「しっかりと自分を持ちなさい」という意味で言っている。
特に、子供って、みんな同じを望む傾向が強い。
「みんな、持ってるから〜」とか、
「みんな、やってるから〜」とか言って、
人と同じものを欲しがる。持ちたがる。やりたがる。
「みんな同じ」学校の教育そのものだ。
人と違うと「問題児」「変わり者」と言われてしまうのは今も昔も同じですが・・。
先日、長女がおしゃれな紐靴を学校に履いて行った。自分で選んで買った靴だ。
すると、クラスメイトから「この靴、学校に履てい来ちゃ駄目なんだよ!」
長女は「今日は体育も無いし、なんで?」と言ったらしい。
クラスメイトは「この靴、よそ行きの靴でしょ?だから駄目なんだよ!」と言われて悔しがっていた。
学校では、紐靴は禁止されていない。
それどころか高学年になると履いている子は多いのだ。
僕は、「その子に、お前の家はよそ行きかもしれないけど、ウチは普段履きだから!と言ってやれ!」と長女に言った。
翌日、長女はホントに言ったらしい。
以前のペンケースの時もそうだったけど、
うるさい事を言う子は多い。
昔も、そういう子はいましたね!
とにかく、周りと違うと気になって仕方がないのでしょう。
相手にしない方が良い。
ストレスが溜まるし、時間の無駄だ。
「みんなはみんな、お前達はお前達」
特に、家庭学習の時に言う事が多いのが、
「みんなと同じ勉強をしていたら、みんなと同じ学校に行く事になるよ!それで良いのなら、勉強しなくて良いから!」と言っては
いるのだが・・・。
別に、超難関校に入る必要もない。
本人達が将来の目標に向かうのに必要な学校に入れれば、それで良いのだ。
お金持ちの家の勉強方法を真似しても意味がない。お金持ちの真似は到底出来ない。
お金持ちの人が書いた勉強本を読んでも
真似が出来ない部分が多いのも確かだ。
これからは「ウチはウチのやり方」で
良いと思う。
(勿論、塾のお世話にはなりますが・・)
子供達が結果を出せる自信が僕にはある。
お金持ちではない家の親は、お金を出さずに
知恵を出す。それが一番です。(笑)
例えば、2年先に習う漢字の学習。
熟語の意味の分からないものは辞書で調べる。
意味が分からずに勉強したのでは、覚える事は出来ない。
そして、書くだけではなく音読させる。
究極の漢字学習(大げさかな?)
家での学習の時。
「〇〇中学に入りたいなら、みんなと同じじゃ入れないよ!」と言うと子供は気合が入ります。
時には、難しい問題が解けなくて涙を流す事もありますが、粘り強くやり抜くのです。
そんな時は、オーバーアクションで褒めるようにしています。
でも、これからの時代。
学歴よりも、一人ひとりの人間性の方が
重要になって来るでしょう。
どんな境遇になっても、幸せに楽しく生きて欲しいのは全ての親の願いです。
勉強だけでなく「生き抜く力」を育てたいですね!
「人と違っていても気にしない」
先日、授業参観の後に学級懇談会後あった。
その時に、体育の時間の「長縄跳び」をクラスで練習している動画を見せて頂いた。
案の定、みんなマスク姿だ。
以前、僕は一度だけ「運動の時はマスクを外せ!」と言った事がある。
「どうして?」と訊いてきた娘に
「マスクを運動中にしていると、脳に新鮮な酸素か届かない。酸欠になって馬鹿になるぞ!」と言った事があった。
画面に写っていた娘は顎マスクだった。
みんなマスクをしている中、鼻も口も出していた。
「よし!それで良い」
周りに流されていない姿に感動すら覚えた。
我々、大人もメディアの情報に流されずに
しっかりと自分の頭で考えて、行動しなければならない。
そんな姿を子供達は見ています。