シングルファザーの子育てブログ

双子の女の子を育てるシングルファザーの奮闘劇。

ギスギスしている世の中ですが・・

また、去年と同じになってしまうのだろう。

予定されていた学校行事が、コロナの感染拡大とやらで中止になった。

・・・仕事も休みを入れてしまった。

 

 

最近、コロナをはじめ

世の中に嘘っぱちの情報が流れまくって

イライラすることが多い。

中でも体裁ばかり気にして嘘を並べて、

人を騙す人間には本当にムカつくのだ。

 

そんなのは構わなければ良いのだが

そうもいかないのが世の中だ。

この前も嫌な出来事があったばかりだ。

 

 

 

そこで、ストレスもだいぶ溜まっているようだし、折角だから「今日は1日息を抜きの日にしよう」と思った。

家にいてテレビを観ていても「コロナだ、ワクチンだ」でかえってストレスが増してしまうからだ。

洗濯と掃除をサッサと済ませて、車に乗り込んだ。

 

向う目的地も何も決めていないまま

家を出て来てしまった。

 

とりあえず、落ち着く所に行きたい・・・

「山の方に行ってみよう」と思い

車を走らせた。

 

しばらく走ると・・・

こんな光景が


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もう、田植えの準備が整えてある山の中の水田の風景。こんな風景にも癒されますねぇ。

車を道端に止めて深呼吸してみた。

 

 

しばらく進むと温泉施設があった。

「これは丁度良い!」寄ってみることにした。施設の横には川が流れ鶯の鳴き声も聞こえる。

温泉施設の中に入ると10時30分からで

まだ、20分も時間がある。

ソファーに腰を掛けて待つことにした。

 

すると、何人かお客さんがやって来る。

平日の午前中なので暇な地元の老人ばかりだ。

気が付くと数人の老人に囲まれた。

 

待っている間、彼らの会話に耳を傾けると

話題は「コロナとワクチン」だ。

テレビと同じ内容の会話に耳を塞ぎたくなってきた。

「何人死んだらしい・・・」

「昨日は○人感染者が出たらしい」

「早くワクチンを打たないと・・・」

「怖い!」「怖い!」「怖い!」・・×30

20分間も、聞きたくない話が耳に入ってしまった。

 

 

田舎の老人は、このコロナをかなり恐れているのが分かる。

近くに大きな病院もないので。これだけ怖がっているのも理解できるのだが・・。

ワクチンさえ打てば助かると思いこんでいて

テレビの情報に洗脳されている。

 

「ワクチンを打って健康な人が何人亡くなったと思います?」と横から口を挾みたくなったのだが・・・言ってしまったら、袋叩きになってしまうだろう。

 

何を言っても無駄。

最近ではSNSで「やっと予約が出来た」と

喜んでいる人の投稿を目にする。

「・・・・。」

何も言えない。

せめて僕に出来る事は、ノーリアクション。

変にコメントしてしまうと人間関係も壊れてしまうからだ。

 

もう、ワクチンについては何も言わない事にした。

「打ちたければ、打てば良いのだ」

それで、打たない僕らは彼らの様子が見られるのだ。

接種直後から数年先まで様子を見せてもらおうと思う。言葉は悪いが人体実験のようなものだ。

 

・・・何だか、息抜きで来たのに

嫌な気分になってしまった。

温泉に入っていても

何とも言えないイライラ感が纏わりついていた。

 

 

気分を変えて、川の畔を散歩した。

もちろんノーマスクだ。

川のせせらぎに耳を傾け、深呼吸をすると

少しは嫌な気分が抜けるようだ。

 

「気分を変えて食事をしよう」

 

こんな山の中に来たのだから・・やっぱり

蕎麦が良い。

一軒のお店に入り天ざる蕎麦を注文した。

湯上がりで喉も乾いていたので、ビールも

飲みたいところだが、そこは我慢でノンアルコールをオーダーした。


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大好物の蕎麦に舌鼓。

美味しかった。

 

しかし、僕の心のモヤモヤは一向に消えない。とうしたら良いものか?

 

 

家に帰る前に夕食の食材の買い物をして

帰ることにした。

今晩は子供達の大好きな唐揚げでも作ろう!

(自分だけ好きなものを食べちゃって、申し訳ないので・・・)

 

 

子供が帰って来て

二人のランドセルの中から次々と出て来る

百点満点の答案。

「凄いしゃん!頑張ったね!」

すると二人とも、「こんなの大したことないよ!」の頼もしい言葉。

 

気が付けば、モヤモヤは消えていた。

 

そう!

僕にとっては子供達の頑張りが一番だ。

 

心のなかで子供達に

「ありがとう」と呟いたのです。