今日は、僕の塾の思い出話でも・・・。
今、ウチの子供達も学習塾に通っているのですが、僕も１日だけ塾に行った事がありました。
何故、１日だけなのか？
中学２年と時、
友達の付き合いで、
英語塾に通う事になったのです。
別に、僕は英語が苦手な訳では無かったので
自分では、塾に通う必要性も感じでいなかったのです。
しかし、仲の良かった友達が英語が苦手だったようで、「一緒に行こう！」と誘ってきたのでした。
最初は断っていたのですが・・
しつこく誘ってくる。
顔を合わす度にだ。
「いい加減にしてくれ、行かねーよ」
すると、彼は最後の切り札を出して来た。
「隣の学校の女の子も通っていて、すげーカワイイんだよ！」
その一言で、心が揺れた。
「マジ？・・。」
「うん。この前、見学に行った時に見たんだよ！」
英語なんて、どーでも良い。
「行ってみるか？」と言う気持ちになってしまった。
数日後、僕は見学もしないまま、
友達と一緒に入塾の手続きを済ませたのだった。
初めての塾の日。
（僕の場合、人生最初で最後の塾の日にでしたが・・。）
教室に入るなり、
友達に「どの子だい？」と訊くと、
図体に似合わない小さな声で、
・・・・「あの子・・。」
はぁ？・・なんじゃい、あれは！
「お前は馬鹿かぁ？」
「相当、目と頭が悪いんだなぁ！」と言って
彼の頭をパンパン叩いていた。
（騙された自分に腹が立った
）
すると、講師が教室に入って来た。
「やめろよ〜、やめろよ〜」と言う彼を
叩き続けていたので、講師と目が合った。
きっと、講師は僕の事をお馬鹿な奴と
思ったのではないだろうか？
（最初から印象が悪かったようで・・・）
授業が始まった。
テキストが配られて、そのテキストを講師が読むんで、文中に空欄があって、
そこに答えを書き入れるような内容だったように思う。
その後に答え合わせが行われ、
講師が順番に指して答えさせた。
いよいよ、順番が廻って来た。
しかも、空欄が大きい部分だ。
でも、難なく答えを書き入れていたので、
自信を持って答えた。
「はい。正解です。」と言われ、
「まぁ、こんなものでしょう」と安堵した。
すると、講師は次を指名する前に、
「ああ、それと、答えは見ないようにね！」と言ったのだ。
・・・何だって？
それじゃ、まるで俺が答えを見て
答えたみたいじゃないか！
腹の底から怒りが込み上げてくる。
怒りで体が震えて来た。
「誰がだよー。見てねぇーよ！」と言って
立ち上がり、テキストを机に叩き付けて
「ふざけんじゃねーぞ！クソ野郎！」と
言い残し教室から出て、家に帰ってしまったのだった。
それ以来、塾と言う所には不信感しかなく
通うことは無かった。
もっとも、塾に通ってまで勉強して、
入るような高校には進学しなかったけどね！
だから、娘が塾を選ぶ時も
過去の自分の経験から
娘と一緒に面談して、
塾長には、「これでもかっ！」と言うほどの
質問を浴びせた。(笑)
こんな塾に入れたくないですから・・。
その後・・・
嘘つき(笑)な友達は高校受験の前まで、真面目に通っていたようです。しかし、英語は苦手のままで成績が上がることは無かったそうだ。
その友達とは、高校は別々となって
高校３年の夏、突然「暇なら遊ばないか？」と電話が掛かってきた。
電話の内容から、彼女が出来たらしく、
ほぼ男子校で、彼女のいない僕に自慢がしたかったのだろう。
彼の家に行くと、
自慢そうに彼女の写真を僕に見せた。
申し訳ないけど、
お世辞にも、
可愛くもなく、
綺麗でも無かった。
ハッキリ言って、ブ○だと思った。
数年ぶりに、
「相当、目と頭が悪いんだなぁ」と言ってやった。
すると、「彼女のいない奴が何言ってんの？」と言われてしまった。(笑)
しかし、たった１日で塾を辞めたやつは
自分ぐらいだろうなぁ・・しかも、数分で！(笑)
子供に話したら、大笑いされてしまった。
でも、あんな事を言われて
我慢することはない。
どんな形でも、自分の思いは伝えなければ
いけない。そうでないと、舐められます。
人間、舐められたら終わりです。
