シングルファザーの子育てブログ

双子の女の子を育てるシングルファザーの奮闘劇。

肩の荷は降りたけど・・

前回の続き。

 

来年度のPTA会長就任の話が消え去り、

ホッとしているのだが・・・。

 

なんとなく腑に落ちないことが何点かある。

 

 

来年度の役員を選出する前に

学校職員より、

「来年度は男性2名、女性3名でお願いします。」と依頼があった。

 

来年度残留する役員が、男性3名、女性2名なので、5対5にしたいらしい。

 

その話を聞いて、僕は違和感を感じた。

・・・合コンでもするのなら良いけど、

何故、同数にしないといけない?

別に、会長は女性でも良いだろうし、

男性が書記や会計でも良いと思う。

どうして、同数にするのか? 意味が分からない。

 

それについて、誰も異を唱えない。

言われた通りに、推薦者の名簿とにらめっこしている選考委員達。

 

男性2名は、現会長が1年延長?で来年度も

 会長。もう一人は、会長の子分が立候補し 

 ていたので直ぐに決まった。

(どうせ、会長に「やれ!」と言われたのだろう。)

 

その一方で、女性はなかなか決まらない。

 

そりゃ、そうだろう。

こんな厄介なことを進んでやりたがる人間は

いないのだろう。

 

・・・すると、

会長と子分達がスマホを取り出し

誰かに連絡を始めた。

ラインを使う者や、直接電話したりしている。

「来年、本部役員やってもらえないかなぁ?」と、お願いしている声が聞こえる。

それも、推薦名簿を見ていないで。

 

どうやら、名簿に載っていない、仲の良い保護者に連絡しているようだ。

 

すると、「〇〇がやるって!」

会長「おー。よし!よし!、あと2人だ」

 

 

これじゃ、推薦すること自体、

意味がない!

 

「誰?、名簿に出てる人じゃないよね?」と

僕が訊くと・・・。

「いいんだよ! やれる人がやれば」

・・・呆れた。

「これじゃ、全保護者にプリント配って

推薦して貰った意味なくね?」と僕。

 

   「全員無視!」・・・(苦笑)

 

 

結局、気心の知れた仲間を呼びたいだけ、

 

これだからPTAは進歩がないのだ!

その事が、良〜く理解出来た。


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頭に来たので

時間の無駄を感じて、帰ろうとも思った。

・・・しかし、【これがPTAの実態】を

もっと観察してみようと思い、留まった。

 

しばらくすると、また、会長が電話をしている。

「うん。うん。大丈夫だよ!」

「出られる時に出れば良いから・・」

「うん。お願い。よろしくね!」

電話が終わると

「〇〇んちの奥さん。やれるって!」

パチパチと拍手をする仲間達。

「なかなか出られる日が少ないみたいだけど、やろうとする志が大切なんだ」

なんて言っている。

 

 

残り、1名は名簿に載っていた人が

引き受けてくれたようで、

めでたく来年度の役員が決まった。

 

しかし、女性3名中、推薦を受けて

引き受けてくれた人は1人だけ。

そんな事実は、この場にいた人間しか知らないたろう。

 

あんな、プリントを全保護者に配って

やってることは、これだものね!

 

 

来年も、会長はそのまま。

そして、他の役員も

みーんな、会長のお友達。

・・・やり難い。(苦笑)

会議の後の飲み会が、楽しくなるだろうよ。

(僕は絶対に参加しませんけどね。笑)

 

 

 

しかし、僕はあの一言を忘れない。

「出られる時に出れば良いから・・」

 

はい。僕も喜んでそうさせて頂きます。(笑)

もうね、馬鹿らしくてやってられない。

 

人間、生まれた時から亡くなるまで

人によって、長い短いは有るけれど

人生の時間は限られている。

 

僕は、自分の残り時間を

無駄にしたくないだけなんだ。

その夜は、なんとなくイライラして

眠れなかった。

お陰で、翌朝は寝坊した。(笑)

 

 

 

田舎のPTAほと、仲良しクラブなのでしょう。・・僕のように、他の町の出身だと、

完全に外様です。

田舎者程、仲間でまとまっている。

田舎は閉鎖的なんですよ!

 

 

 

これから先、絶対に学校の役員だけは

引き受けない!・・と硬く心に誓った。

 

もう、やらない、(笑)