「一寸先は闇」と言いますが、
明日は何があるのか分からないもの。
今日は元気に過ごせていても、
明日、死んでしまうかも知れない。
・・もしも、「今、自分が死んでしまったら・・」
最近、そんなことをよく考える。
「まだ若いし、大丈夫だよ！」なんて
言ってくれる人も多い。
しかし、それは誰も保証出来るものではない。（明日の命の保証はない）
自分の寿命は自分で決めることは誰にも出来ないものです。
我が子は、まだ小学生。
今、自分がいなくなったら・・。
例え、死ぬことでなくても、
体の具合が急変したり、事故に遭って怪我をして入院することになるかも知れない。
はたまた、逮捕されてしまうかも知れない・・・それは無いか！（笑）
最悪そんな状況になったら、子供達だけで
生活しなければならない。
（行政が保護してくれるだろうか？・・）
そうならない為にも健康管理を怠らず、それに逮捕されないように（笑）人の道に外れぬよう正しく生きなければいけませんね。
そこまで、大きなことならなくても
風邪を引いて僕が寝込んでしまう事もあるだろう。そんな時、子供達だけで食事の用意が
出来るようになれば・・（楽になる！）・・と思っていた。
タイミング良く最近、ウチの子供達は料理がしたくて、やりたくて、作りたくて、何かと台所に立ちたがる。
料理は保育園の頃から興味があって
何かしらやりたがっていた。
しかし、包丁を使わせるのが恐かったので、
簡単な事しかやらせていなかった。
初めて作った料理と呼べるものは、「おにぎり」だった。（おにぎりって料理かな？料理だよね？）
小さな手で握った不格好な「おにぎり」は
僕が今まで食べたおにぎりの中で、一番美味しかった。
（これが初めて作ったおにぎり、仏壇にもお供えしました。きっと、お母さんも嬉しかったでしょう）
人が生きて行くうえで重要なこと。
それは・・・食べること！
食べることが出来なければ、生きては行けない。
親に頼らずに最低限、ご飯くらいは炊けなければいけないと思う。
そう思って、小学生になってからは
ご飯が自分達で炊けるように教えている。
（炊飯器ですけど・・・）
それに、簡単な料理とかも出来るようになって欲しい。
当面の目標は
「親がいなくても食事を作れる」こと。
そんな親の思いと、子供達の料理の感心から
週末の夕食は子供達に任せる日が増えてきた。
（韓国風のり巻き）
（じゃがいものチヂミ）
（韓国風すいとん）
これらは全て最近、子供達が作ったもの。
なんだか、「韓国フェア」みたいな感じですね。
それもそのはず、図書館で韓国料理の本を借りてきていました。
子供向けの比較的優しい内容。
その中でも「自分達でも出来る！」と思ったものを選んで作っています。
材料の買い出しは、もちろん僕。
買い忘れがあれば子供達から叱られて、もう一度、買い出しに行かされる。
まるで、パシリだ！（笑）
作っている時は手出しはしない。
二人で相談しながら作っている。
僕は黙って見守るだけ。
火加減くらいはチェックしますが、
あまり見ていると怒られるのです。
心配だけど、口は出さずに目は離さず。
出来上がりをじっと待つ。
すると！、結構形になっているのです。
食べて見ると・・・・・旨い！
いや、マジで。
この調子で頑張れば、体調が悪くても寝ていられるぞー！と期待してしまう。（笑）
でもね、凄いこともしてしまうのです。
先日、僕が揚げ物をしていた。
揚げ終わって鍋の中はアツアツの油が残っていた。
そこへ長女が・・何をしたかったのか？
「ここで、カッブ一杯の水をいれまーす」と
３分クッキングの料理の先生のように鍋の中へ水を入れてしまった！！
一瞬、僕の目は点になっていたと思う。
すると・・・。
当たり前のように激しく、激しく、
凄い勢いで油が跳ねる、跳ねる、跳ねる、
「うわぁーー！！」
僕は大声を出してしまった！
幸い、火傷や怪我が無くて良かったのですが、あれには参りました。
本人も、良〜く分かって反省していた。
（これも勉強です）
まだ、まだ、
僕は体調が悪くても休めそうにありませんね！（笑）
次は、何を作るのかな？（笑）
子育ての目的は「子供の自立」
料理に興味を持つことも自立への一歩。
（料理には限りませんが）
勉強（学力）も大切だけど・・・
もっと、もっと、大切なものはたくさんある。 それらは「生きる力」即ち、「人間力」です。
そんな「人間力」の高い人間に育って欲しいですね。
本日もお読み頂きまして、
ありがとうございました。
つづく
