娘が小学校に入学してから
学校やSNS等でよく耳にする会話が有ります。
「ウチの子、ゲームばっかりしてて全然勉強しない。」
「いつまでもゲームばかりしてて早く寝ない。」
・・お母さん(お父さん)も大変ですね！
でも、「そのゲームを与えたのは誰？」と
僕は言いたくなってしまう。
幼い子供が一人でお金を持ってゲームを買いに行くことは無いだろう。
必ず、親(または、お爺ちゃん、お婆ちゃん)と一緒な筈だ。
そして、初めは約束をする。
「１日○時間だけだよ！」
「ちゃんと勉強もするんだよ！」
なんて・・
でも、どうだろうか？
きちんと約束は守っていますか？
守れている子は素晴らしいと思うのです。
自己管理能力が優れていますね！
しかし、ほとんどは・・残念！
それはそうだろうね。
ゲームって楽しいもん。
一度、やったらハマってしまうでしょう。
そして、約束なんてすっかり忘れてしまう、
子供なんてそんなもんです。
親だって子供がゲームをしている時は、絡まれる事も無く楽が出来る時もある。
親も自分の好きな事が出来る。
一石二鳥ですね。
中には保育園児の息子がゲームを上達して
「成長を感じる」と喜ぶ親もいる。
(それって違うでしょ？)
ホントにそれで良いの？
あなたの子供、大丈夫？
と言いたくなってしまう。
ウチの子達はゲームを時に持っている子供とは遊ばせない。近づけないようにしている。
保育園の頃から「ゲームをすると勉強が出来なくなる」と言って来た。
お祭りの時や、地域のイベント、兄弟の運動会など、とんな時でもゲームを持って来ている子がいる。完全に中毒だ！
ゲームが手放せなくなってしまっているのだ
(同じ事はスマホにも言えるのですが・・)
小学校に入ってから、ゲーム中毒の子の成績が良くない事を目の当たりにすして、ウチの２人も納得したようだ。
学校で遊ぶ仲の良い友達もゲームすら持っていない子供らしい。
やっぱり解っている親御さんも多いのだ。
ゲームをしていなければゲームの話題を振られても面白くもない。
だからゲーム好きな子とは距離が離れて、ケームをしない子と親しくなるのだ。
正に、「類は友を呼ぶ」。
しかし、中にはこんな考えの親もいる。
「ゲームが好きだから、将来はゲームを作る仕事に就けるかも？」
「好きなゲームが仕事になれば良いね！」
なんて・・・それ、甘いぞ！
ハッキリ言ってしまうと
それ、無理です。
はい。間違い無く「無理」です。
中には稀にいるかも知れませんが、それは相撲に入門して横綱になれる確率のようなもの。
ゲーム関係なら、ゲーセンの店員くらいならなれるだろう。それなら良いが、ゲームにハマり過ぎて引き籠りになってしまうかも知れません。
以前、こんな話を聴いたことがある。
ゲームメーカーの任○堂の社員は、自分の子供にゲームをやらせていないそうだ。
作っている側の人間もゲームの中毒性が解っているのだろう。
誰だって自分の子供をゲーム中毒にはさせたくない。
また、脳科学の研究をしている超有名な教授
曰く、「ゲームやスマホで１日勉強して覚えた事が脳から消えてしまうそうだ」
怖いですね！
これを読んでいる親御さん。
今度の授業参観で良く見てみて下さい。
授業中、ソワソワ落ち着かない子がいると思います。そんな子はゲーム中毒の可能性大です。お子さんに訊いてみれば直ぐに分かるでしょう！
しかし、悪い、悪いと書いてきたゲームですが、ゲームをしていてもしっかり勉強の出来る子も中にはいる。
それは冒頭にも書きましたが、時間をしっかりと守っている子供です。
幼い内から自己管理能力がしっかりしているのでしょう。
こんな子は、逆に全くゲームをしない子よりも優秀な子が多いようです。
とにかく就学前にゲームを与えるのは
良いことありません。
きっと、小学校に入学してから、
「ウチの子はゲームばかりしてて、全然勉強しない」と、あなたが嘆く事になるでしょう。
子供を制御出来る内は親の力で制御しましょう。少し、年齢が高くなれば自分で管理が出来るでしょうからね！
さてさて、ここで
「じゃあ、阿久田さんの家はテレビも観ないし、ゲームもない。いつも勉強ばかりで子供が可哀想だ！」と思う人もいると思います。
・・そんなことは有りません。
ゲームだってやってますよ！
「えっ！、言ってる事が違うじゃないの？」
って声が聞こえてきそうです。(笑)
だた、やっているゲームは
オセロ、ボードゲームやトランプ
カルタ等の昔ながらのゲームです。
これなら家族全員で楽しめます。
「麻雀もいいな！」と思いますが、ちょっと難しいですからね！これはもうちょっと先かな？
それに子供って遊ぶ事は次々と自分で考えて
遊んでいます。
考えて遊ぶ事も大事だと思うのです。
さぁ、皆さん。
勿体ないけど、ゲームを捨ててしまいましょう。捨てるのが勿体ないのならリサイクルショップに売ってしまって、そのお金で美味しいものでも食べましょう！
子供は怒って泣くかもしれませんが、将来を台無しにするより遥かにマシです。
これを読んでいて、面白くなく不愉快になった人もいるかも知れません。
また、読者が減ってしまうでしょう(笑)
