シングルファザーの子育てブログ

双子の女の子を育てるシングルファザーの奮闘劇。

1年生の夏休み②

2人の行きたい所の5つの希望。

何処へ行けば叶うのか?

毎日、考えていた。

電車と船に乗って出掛けるとなると難しい。

・・しかも、日帰りだ。

 

我が家の近くには駅がある。

どうせなら歩いて駅まで行って電車に乗りたい。すると行き先は東京方面だ。

東京ならば・・海が見える。

                             面白い所がある。

                             外国人もたくさんいる。

   船は?・・あっ!乗れるぞ!

 

簡単な小学1年生向けの東京観光コースを考えた。

 

まず、近くの駅から電車に乗って太田駅で特急に乗り換えて一路、浅草へ。

浅草からは水上バスでお台場だ。

お台場に行けば何か面白いモノがあるだろう。そして、ゆりかもめに乗れば海も見える。外国人もたくさん来ているだろう。

 

はい。決定てすね!

2人にとっては初の東京だ。良い夏休みの思い出になるだろう。

日記のネタにも丁度良い。

 

2人に行き先の話をすると

「やったー」と言って喜んでいた。

中でも、船に乗れるのが楽しみのようだ。

 

 

そして当日の朝。

いつもなら、なかなか起きないのに

遊びに出掛ける時は早起きだ。

夏の朝の早い清々しい時間、駅まで歩くのも気持ちが良かった。

3人で駅から電車に乗って出発、太田駅で特急に乗り換えた。途中、「まだ、着かないの?」と言い出し飽きてきたようだ。

「まだ、まだだよ!」と何回言った事か(笑)

あまり電車が好きではないのかな?

 

スカイツリーを間近で見てから、浅草に到着した。やっぱり人が多い。小さな2人を連れて歩くのも、なかなか大変。迷子にならないように神経を使いながら水上バス乗り場に向かった。

 

水上バス乗り場は長蛇の列。

3人で並んでいると、2人の娘が何かに気づいた!「お父さん、変な言葉が聴こえるよ」

「何?変な言葉…」直ぐに分かった。

中国語だ。初めて間近で聴いた中国語だったので「変な言葉」なんて言ったのだろう。

子供達には「変な言葉じゃないよ! あれは中国語なんだよ」と言った。

「じゃあ、中国人なんだ!」

周りを見渡すと中国から来た人がたくさんいた。

娘達は外国人=英語を話す人、と思っていたのだろう。少し期待外れのようだ。

 

そして、いよいよ乗船。

初めて乗る船に興奮していた。

動き出して暫くすると……「なんか、臭い!」と2人が騒ぎ出した。

確かに水の匂いが臭い。

いくら昔よりも隅田川の水が綺麗になったと言っても、田舎の川に比べて匂うのだ。

レインボーブリッジの下をくぐり抜けお台場に到着した。


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到着するなり、ここぞとばかりに

遊ぶ・遊ぶ・遊ぶ・・。


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そして、食べる・食べる・食べる


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数ヶ所で、色々とたくさん食べた。

しかし、そこで事件が起きた。

なんと、誤って水の入っているポットを倒してしまい、水が、水がぁ~!

・・運悪く僕の股間を直撃したーっ!

         「ヤバい😱💧」

まるでお漏らしをしてしまったように見えてしまうぞ!~嗚呼・・。

この状態を見た人は誰でも思うだろう・・

「おっさん、やっちまったな!」と。

この後、乾くまで僕は荷物でずーっと隠していたのは言うまでもない。

 

次はトリックアートなるものを見学。

これは、なかなか面白かった。


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僕は相変わらず荷物で前を隠してしたのですが、写真を撮る時は苦労しました。(笑)

なるべく人かいない時に、パシャリ。

 

僕のズボンが乾く頃、お台場のテレビ局に寄ってお土産を買った。

帰りのゆりかもめではラッキーなことに先頭の座席に座る事が出来て大喜び。

(僕は立ったままでしたが…)

レインボーブリッジを渡って、景色を楽しんだ。(…が車内は満員状態)

 

次は浅草を目指して地下鉄へ

そこで、願ってもないチャンスが訪れる。

地下鉄の車内は混雑していて立ったまま

そのの時、2人は外国人から席を譲られた。

しかも、英語で!!

2人は顔を見合せて困惑している。

僕は2人に小声で「何て言うの?」と言うと

恥ずかしがりながら「サ、サ、サン・Thank You」と言えた。

2人に微笑む外国人青年。

 

僕はこの時、英語教育の重要性を改めて痛感した。国内で生活していてもこれからは英語が絶対に必要だ。

偶然にも素晴らしい勉強をさせて貰えた。

2人も英語の必要性か良く分かったと思う。

 

 

浅草を散策してから帰りの電車に乗った。

車内で僕はピールを飲んでいた。

(何とか東京まで来られた事に2人の成長を感じた。これで都内で何かの勉強会が有っても参加出来るだろう…)

 

「帰ったら勉強するの?」と訊かれたので

「当たり前です!」と即答。(笑)

 

そうです。ウチはどんな時でも、何の日でも

休みません。

一度休むと癖になるからね!

でも、軽くにしておこう。

 

                                                   つづく