シングルファザーの子育てブログ

双子の女の子を育てるシングルファザーの奮闘劇。

コロナ禍での授業参観

小学校の授業参観があった。

 

コロナ感染防止のため、通常の教室は使わずに1組は多目的教室、2組は英語教室といった広い教室を使っての授業だった。

 

2つの教室を見に行かなければならない

自分は移動がちょっと面倒だ。

 

しかし、コロナ禍の中で授業参観が出来る

学校は少ないと思う。

中止にするより、出来る事を考えた

学校職員の方々には感謝です。

 

2つのクラスの授業は共に算数。

角度について勉強していた。

先生の質問に、「はーい。はーい。」と手を挙げる子供も多い。

 

 

 

 

「はーい。はーい。」で思い出した。

あれは、僕が小学5年生の時の授業参観。

その時も算数の授業だった。

僕は当時、算数が苦手で

授業もさっぱり解らなかった。

 

授業参観で、みんな張り切って手を挙げている。

僕は、後ろを振り返り母の方を見た。

母は僕が手を挙げていないので、

嫌な顔をしていたように見えた。

 

「手を挙げないと母が恥をかくかも知れない」と思い。

全く、解らなかった問題だけど・・・・。

「どうせ、指されないだろう」と手を挙げた。

 

 

すると、そんな時に限って・・・・

「阿久田君!」と指されてしまった。

 

え、えぇーっ、嘘だろ? ヤバい・・・。

 

僕は、こうなったら、どーにでもなれ!と

思って、大きな声で、

  「わかりません!」と答えてしまった。

 

教室中から、ドット笑い声。

まるで、ドリフのコントのようだった。

母の方を見ると・・・赤面しながら苦笑い。

 

先生には、「お前はドリフかぁ?」

「解らなかった手を挙げるな!」と言われた。

家に帰っても、母から

「お前は頭が良いと思ってたげど、馬鹿だったんだねぇ・・。」と呆れられた。

 

悔しかったので、

母に「ホントは解っていたんだよぉ、でも、あの時に「解りません」と言えばウケると思ったんだ。」

 

すると、母は、

「何言ってんの?、お前は人を笑わすタイプの人間じゃないだろ!」

・・・・やっぱり、母親。

自分の子供の性格は良く分かっていたのだ。

 

 

 

そんな昔を思い出していたら、

我が子が指された。

黒板まで行って、図に角度を書き入れていた。正解だった。

 

僕のように「わかりません!」と言わなくて

本当に良かった。

(言う訳ないかぁ・・笑)

 

 

その後は、学級懇談会で

次女のクラスに参加。

普段のクラスの様子等を担任の先生が丁寧に

説明した。

 

最近は教師の質を問われる

問題もニュース等で報じられたり、

にわか教育評論家も、事件などが起こると

待ってました!のように批判する。

中には、東大大好き!教育関係者などは

やたらと現役教師を馬鹿にする

「東大を出ていない教師に教わって、東大に行ける筈がない」とか。

・・・そんな事を言っている人間に限って

現場も何も見てなく、机上の論理しか語らない奴だ。そんな人間ぼど信用出来ない。

 

 

幸いにも娘の学校の先生に関しては

信頼出来る。良い先生ばかりだ。

何より、子供達が信頼している。

それが一番大切なのだ。

 

 

来学期も授業参観が出来るかは微妙だけど、

子供の学校での姿を見るのは楽しみですね。

 

 

 


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帰りに長女のクラスの教室を覗いたら

長女作「空飛ぶクラゲ」の絵が飾ってあった。・・・・僕には芸術は解らない(笑)