2年生になった昨年の話です。
当然、2人は別々のクラス。
真優が1組で、担任の先生は
あの忘れ物を取りに一緒に取りに行ってくれたベテラン先生。
一見、気難しそうに見えるのですが
なかなか楽しい先生のようで、子供の心を掴むのが上手い、さすがです。
授業参観でも、楽しく授業を進めていた。
2組は莉緒のクラス。
担任の先生は優しそうな女の先生。
ただ、このクラス・・授業参観で嫌な予感。
問題児が多そうだと思った。
その予感は・・その後に的中してしまうのです。(その話は改めて書こうと思います)
2年生になると100マス計算を学校でも、始める。と言っても最初は7✕7の49マス。
入学前から毎日練習していたウチの2人は
当然、それぞれのクラスで断トツだった。
そんなある日、2人はこんな事を言い出した。
「みんな遅いんだよね!」
「何で、あんなに遅いんだろ?」
「いつも、うちらが一番でつまらない」
等と言い始めたのだ。
これはマズイ!!
すっかり天狗になってしまったようだ。
「困ったぞ!」と思った数日後に
ネットで親子セミナーの募集を目にした。
しかも、100マス計算の
蔭山先生のセミナーだ
東京会場で50名の募集!
これは、応募しない手はないだろう。
僕は子供達に確認もせずに申し込んだのだ。
「きっと、凄い子がたくさん来るだろう」
「100マスだって凄く速い子もやって来るはずだ!」・・絶対にウチの2人に良い刺激になる筈だ。間違い無い!
その夜、2人にセミナー参加について伝えた。すると、反応は・・・意外にも大喜び。
「自分よりも速い子を見てみたい」
「本物の蔭山先生に逢いたい」
(何時もやっている100マス計算のテキストに先生の写真が載っていたからだ)
とは言っていたけど、
本当は新幹線に乗って東京にいくのが楽しみだったのでしょう。ちょっとした遠足気分なのかも知れない。
僕は何時も思っていた。
「井の中の蛙」になってはいけない。
自分が凄いなんて思っていても、所詮、狭い世界でのことだ。
自分達よりも凄い子を目の当たりにして
思いっきり悔しい思いが出来れば、このセミナー参加は大成功だと思う。
そして、正式に参加が決まり案内が来た!
当日は前半、親向けのセミナーで
後半は国語と算数の学習会で勿論、100マス計算も行うようだ。
案内が来てから、2人は以前にもまして
100マス計算には気合いを入れていた。
更に、どんどん速くなっているようだ。
普段の学習エリアを離れて、見知らぬ人達と
の学習は子供にとっては新鮮で、刺激的なのだと思います。
さて、さて、どうなる事やら・・
次回のお楽しみ!!
つづく